皆さんは旅先で犯罪に巻き込まれたことはありますか?
そんな体験をしないに越したことはありませんが、僕は何度かあります。
犯罪と言っても、軽犯罪から重たいものまで程度は様々ではあります。
軽犯罪に関しては、多かれ少なかれ旅人誰もが経験あるかもしれません。
とはいえ、どんな軽いものであっても、犯罪やトラブルに合うのは良い気はしないもので、できれば誰だって避けて通りたいものでしょう。
”海外で犯罪に巻き込まれるっていうけど、なにに気を付けたらいいの?”
”手口を知っていれば、きっと事前に防げるはず。”
と、旅をするに当たり色々と考えて怖くなる方もいることでしょう。
そんな方々も、この記事を読むことで、トラブルへの事前対策をすることができます。
中には、”多少の事件があった方が話のネタになる”と考える人もいますが、個人的には旅していれば日々の中で面白いことは起きるので、辛く大変な思いをしてまで話のネタが増えない方が全然いいと思うタイプです。
今回は旅先で遭遇しがちな犯罪の手口について紹介します。
皆さんも心当たりがあるかもしれませんが、これからの旅路に活かしてください。
犯罪の種類まとめ
世界に蔓延する犯罪について、旅人が気をつけるべき犯罪の種類を挙げてみました!
世界各地で旅人を狙った悪魔の手口はたくさんあります。
裏を返せば、以下のものに気をつければ、トラブルに合う確率もグッと減り、より快適な旅路が過ごせるかと思います!
どんな手口も、知っていればなんだって怖くなんかありません。
犯罪にはくれぐれも気をつけて、楽しい旅ライフを満喫しましょう!
詐欺
「詐欺」とは、人を騙しお金を搾取する行為です。
日本でも最近詐欺は非常に多いですが、世界にも詐欺は非常に多いです。
世界には我々旅人を狙った巧妙な手口が溢れています。
両替詐欺
国境などで両替をする際に、お札の枚数をごまかして渡したりする詐欺。
まだレートやお札の種類などしっかり把握できていない人達を狙った手口です。
国境付近には両替商がたくさんいます。
中にはちゃんとした人もいるので、その見極めをしっかりとしたいものですね!
トランプイカサマ詐欺
こちら実際に僕が遭遇しています。
“トランプゲームに必要なお金”と称して、お金を搾取する詐欺です。
自称:カジノのディーラーを名乗る男に、「これからゲームをする金持ちからお金をとろう」みたいな話の展開になり、”そのための掛け金が必要”などの話術でお金を蝕む手口です。
劇場型マリファナ詐欺
こちらも実際に僕が遭遇しています。
マリファナを吸った罪によるワイロの名目でお金を搾取する手口です。
路上での「親戚の結婚式にいかないか?」のトークから、実際に村に行ったり、実際に式典があったりする中、マリファナを混ぜたタバコを吸っている所に警官が来て一気に逮捕騒ぎ、みたいなどこまで本当かわからない全てが嘘で本当の話であるかのような詐欺です。
強盗
強盗も海外ではよくある犯罪の手口ではないでしょうか。
簡単に言えば、弱いものから金品を巻き上げる「略奪」の行為です。
やはり基本的には”お金”が目的です。
内容は様々ですが、「抵抗できない相手から強引になにかを奪い取る」となる形式が多いです。
睡眠薬強盗
こちら有名な強盗手口の一つです。
睡眠薬を混ぜた食べ物を相手に食べさせ、昏睡状態になっている間に貴重品等を奪い取るひどい手口です。
バスの車内で隣に乗り合わせた現地人から「これ食べるか?」とお菓子をいただいたら最後、気づけば病院のベッドの上みたいな話も度々聞きます。
旅先での親切は非常に有り難いですが、その心理をついた非道な手口であるとも言えるでしょう。
やはり「知らない人からは基本的に食べ物をもらわない」が鉄則ではありますね。
ケチャップ強盗
こちらも有名なケチャップ強盗です。
町中でいきなりケチャップをかけられ、その汚れを拭いている間に荷物を盗まれている、といった類の手口です。
町中でケチャップを掛けてくる人、
それを「これで拭きなさい」とハンカチを渡してくれる人、
登場人物が何人か出てくるそうですが、全てはグルです。
全ては我々を嵌めるために、緻密に考えられています。
いい人に見えて悪い人、も世の中にはたくさんいるので、どんなときも油断は禁物ですね。
ひったくり(バイクなど)
通りすがりに、すれ違いざまにバッグを奪い取るのが、ひったくりです。
まさに、一瞬の出来事です。
盗られたら最後、追っかけても追いつきません。
まずはやはり、盗られないようにする、が一番です。
人や車よりも、バイクなどで被害に遭う確率が多いので、バイクだらけの町中などでは注意を持って渡り歩く必要があります。
暴力(直接力で)
道を歩いたり普段の生活の中でいきなり襲われることもあります。
本当にただの暴力行為が行われたりします。
こればっかりは防ぎようがありません。
ただただ逃げましょう。
間違っても、そこで戦う必要はありません。
一つ言えるのは、海外で揉めたり警察が出てきても我々に良いことは一つもない、ということです。
変な争いを続けるより、その場を去って忘れましょう。
ぼったくり
ぼったくりは、いわゆる”お金のかさ増し請求”です。
通常だったらありえない額を平気で請求する人や店も多数存在します。
飲み屋での過剰請求はよくある話です。
僕も旅に出て2日目でやられました。
やはりどの国でも、まずは相場やついていく相手を間違えないようにしないといけません。
スリ
路上、バス、地下鉄内などでバッグから知らない間にものを盗む行為です。
スリは軽犯罪と言われていますが、立派な犯罪であり、ときに財布やパスポートなど盗まれたらたまったものではありません。
人混みでの被害をよく聞きます。
犯人はどこからか、我々の荷物を狙っています。
海外では日本とは別次元の治安の悪さが付き物です。
いつのときも「大事なものを確認する」動作は忘れずにいたいものです。
置き引き
置き引き(置いているものを盗っていく行為)は、世界中で一番多く溢れている手口かもしれません。
盗っていく相手は、周りをしっかりと観察し、隙きとタイミングを狙っています。
街中はもちろん、宿の中でも油断はできません。
盗る方も、顔がバレずに犯行に及ぶことができるため、言い方を変えれば”誰でもすることができる” とも言えます。
いついかなるときも自身の貴重品等のセキュリティは怠らないようにしましょう。
スキミング
“知らない間に口座からお金が引き落とされている、しかも知らない誰かから。」
それがスキミングです。
そのショックと怖さは計り知れません。
クレジットカードスキミングはなかなか防ぎ方が難しい犯罪です。
ATMによって怪しいものがあるので、その辺りの配慮は必要かと思います。
さいごに
旅先で気をつけたい犯罪まとめ、いかがでしたでしょうか。
日本にいると通常出会うことのない犯罪の数々だったのではないでしょうか。
僕自身犯罪と呼ばれるレベルのトラブルに遭い、何度も心をえぐられました。
やっぱり多少のスリリングは良かったとしても、安全かつ楽しい日々が続くことの方が旅を好きでいられると思います。
事件があると、その国自体を嫌いになってしまうこともあります。
「どんなときも自分の身は自分で守る」
その意識を持って旅をするのが一番です。
皆さんの旅路が安全で楽しいものであることを心から願っています。
ご愛読ありがとうございました!