世界一周の始め方

【旅人の聖地】パタゴニアを旅する人に伝えたい7つのコツ!これを読めばパタゴニア旅行が楽しくなる!




はじめに

皆さんはパタゴニアを旅したことはありますか?

それとも、これからパタゴニアを旅したいと思う方もいるのではないでしょうか。

そんなパタゴニアを旅したいと考える方々に、パタゴニアを旅しパタゴニアを愛す僕から、パタゴニアを旅するコツをお話しいたします。

この記事を読んで、あなたもパタゴニアを満喫していきましょう。

パタゴニアを旅する人に伝えたい7つのコツ

パタゴニアを旅する上で知っておいたほうがいいことは色々とあります。

旅をするコツを知っていると知らないとでは、旅のしやすさや快適さは大きく変わります。

その場所には、その場所に必要で大切な情報があるものです。

パタゴニアにはパタゴニアの旅の仕方を理解して、パタゴニアを制覇する旅人になりましょう。

季節

パタゴニア旅の季節のコツ:確実にベストシーズンを狙う!

パタゴニアには、旅することに適した季節があります。

それが南米大陸の夏と呼ばれる、11月〜4月辺りです。

特に夏真っ盛りである1月〜3月の頃が、パタゴニアのベストシーズンです。

僕は丁度この時期にパタゴニアを旅しましたが、本当に旅行者が多いです。

どこの町も旅行者が一杯で、”びっくり”と”納得”の両方の感想を得ました。

シーズンはもちろんたくさんの景色を観光するのに適していますが、その分人も本当に多いことを心得て行くことをおすすめします。

それならオフシーズンにと思うかもしれませんが、パタゴニアのオフシーズンは簡単にはいきません。

パタゴニアの土地柄のため、オフシーズンでは、宿が閉業していたり、バスが運行していなかったり、旅自体も行うのが難しくなります。

人が少ないどころか、そもそもの人がいない、みたいな事態になりかねないので、パタゴニアの旅はシーズンをずらすよりも、しっかりシーズンをめがけて行く方が懸命かもしれません。

お金

パタゴニア旅のお金のコツ:チリはATM、アルゼンチンは両替!

旅する上で、誰もが気になるのはお金の話です。

パタゴニアの物価は、南米の中では高めです。

パタゴニアは場所的に見れば確実に僻地なので、その分色々と価格は自ずと高くなっています。

ヨーロッパや日本の物価を意識しておくぐらいの心持ちでいいかと思います。

個人的な感覚としては、アルゼンチンよりもチリの方が、スーパーの買い物やバスの移動など、色々と安く済ますことができる印象です。

バスや飛行機も、チリ内の移動は確実にアルゼンチンより相対的に見て安いです。

通貨に関しては、アルゼンチンとチリのエリアを行き来するため、どちらの国の通貨も用意しておく必要があります。

ポイントとして、両国間のお金を両替するのはやめましょう。

どう転んでも、得にはならないです。手数料を引かれるだけです。

チリなら普通にATMからチリペソをキャッシング、

アルゼンチンなら国外送金(WesternUnion)か米ドルからの両替え、

が一番レートがいいです。

食事

パタゴニア旅の食事のコツ:食事は質素に!景色や自然を楽しむ!

食事は、自炊中心がおすすめです。

どこの町にも必ずスーパーや食料品店はあります。

そのため、食べ物にありつけないなんてことはありませんので大丈夫です。

もちろん、首都などと比べると若干値段が上乗せされている感は否めませんが、それは仕方ないことでしょう。

スーパーがあるだけ有り難いものです。

外食はレストランなどしかなく、お金もたくさんかかります。

バックパッカーは、どの国の方々も自炊をされているイメージですね!

基本的な食料品の価格は、ヨーロッパぐらいをイメージされるのが良いかと思います。

そのため、外食はよっぽどの理由がない限りする必要はないのではないでしょうか。

国の特色として、チリは海鮮が安かったり、アルゼンチンは牛肉が安かったりするので、滞在する国によって買うものを吟味するのも大切です。

一般的にどの宿にもキッチンはついているので、自炊セットや調味料を各自用意して、食事一つも楽しんでいきましょう!

服装

パタゴニア旅の服装のコツ:寒さ対策だけは入念に!あとは軽さ!

ベストシーズンは夏とお話しいたしましたが、パタゴニアに吹く風は強く冷たいです!

夏とは言うものの、気候は肌寒いぐらいの夏の気候を意識されるのがいいかと思います。

日本人なら、半袖一枚では寒いです。

いつも強風とかそういったわけではありませんが、上着は確実に必要です。

パタゴニア地方を南下するように旅するのであれば、南に進むにつれ寒くなっていきます。

最南端のウシュアイアは、夏でも日本の冬のような服装で丁度いいぐらいの気候です。

ウィンドウブレーカーやウルトラライトダウン等で、軽量かつ風を防ぎ身体が温まるような服装を用意していくのをおすすめします。

パタゴニア地方にもアウトドアショップはありますが、日本のユニクロのようなコンパクトになったりする衣類はなかなか売っていません。

サイズも日本と海外では違ったりしてしっくりこなかったりするものです。

現地で用意するよりも、日本で購入して持っていくのがいいのではないでしょうか!

宿

パタゴニア旅の宿のコツ:確実に予約!ドミトリー生活を楽しむ!

パタゴニアのベストシーズンである1〜3月辺りは、どこの宿も非常に混み合います。

普通に”フル”の宿もたくさんあります。

いかに世界中の人々がパタゴニアを目指しているのかわかることでしょう。

今の時代、調べればいくらでも宿は出てくるので、事前予約はしておいて損はないと思います。

宿探しのおすすめは、Booking.comでの予約がやはりベターです。

パタゴニアも世界各地の宿事情の例に漏れず、Booking.comが一番網羅的に宿を載せてくれています。

僕がパタゴニアを旅しているときも、一番安い宿を載せてくれているのは結局Booking.comだったので、予約サイトを信頼して探すのが最初の一手になるかと思います。

移動

パタゴニア旅の移動のコツ:確実に予約!ネットも活用!

パタゴニアでは、バスをメインに移動する形になります。

なぜなら、バスが結局一番コスパがいいからに他なりません。

パタゴニアの道路は、広大な大地に道が一本は知っているだけ、みたいな場所ばかりです。

鉄道はどこにも通っておらず、全ての移動は車かバスで行われると考えていいでしょう。

また、レンタカーもあまり普及していません。

パタゴニアの土地柄、一周をして元の場所に戻ってくるルートを組むことは基本的にないからです。

一地点から北なり南なりに進んでいく一方方向に旅が進んでいくため、返却の必要があるレンタカーはパタゴニアでは発展するのが難しいのだと思います。

あまりに広い大地であるため、車を借りるよりも自分の車を持ってきて、行きたい場所に行き続けるほうが楽しいかもしれませんね!

ヒッチハイクもいたりしますが、費用対効果を考えれば移動はバスでいいのではと個人的に思います。

観光シーズンは、移動に大活躍のバスも宿同様に混んでいます。

バスも宿と同じように、事前予約がベターと言えるでしょう。

今ならバスのチケットもネットで買えたりします。用途に合わせて、窓口とネットを使い分けるのも手です。

人気路線は比較的運行本数も多いですが、その分割高だったりもします。

なおかつ予算も日々抑えたい旅人は、早め早めに決めて動きましょう。

観光地

パタゴニア旅の観光地のコツ:予約が必要か事前確認!

観光地も予約等が必要な場所があります。

具体的に言うと、ペリトモレノ氷河やパイネ国立公園です。

フィッツロイは、なにも必要ありません。

ペリトモレノ氷河は、エル・カラファテの街から向かいますが、自力でそこまで行くのは非現実的で公共交通機関もないため、基本的にはツアーへの参加を余儀なくされます。

そのツアー自体は多くのツアー会社が催行しているため、よっぽど満員になることはないかと思いますが、いつのときも余裕をもって望みましょう。

また、パイネ国立公園は、公園内のキャンプ場に宿泊するのであれば、予約が必須です。

こちらは結構人気の場所なので、一ヶ月前とかから予約だけでもしておいたほうがいいです。

パイネ国立公園へのバスは、一日に何本もあるので、前日予約などでも問題ありません。

いつのときも、「どこのなにの予約が必要か?」の観点で見ることも必要になってきます。

ちなみに、フィッツロイは予約も入場料も必要ありません。

あれだけ綺麗な山なのに、自由に行き来できるとはなんとも素晴らしいことです!

ただ、麓のエル・チャルテンの宿は泊まる必要が出てくると思うので、宿の確保はしっかりとしておきましょう。

エル・チャルテンは小さな町なので、安宿も限られてきます。

僕もエル・チャルテンの宿はギリギリまで予約せずに結局少し高いドミトリーに泊まったことを覚えています。

望む宿に泊まって快適に過ごすためにも、いつのときも事前準備・事前予約を心がけるといいのではないでしょうか?

さいごに

「パタゴニアを旅するコツまとめ」いかがでしょうか?

実際に旅をしたからこそ感じる、ガイドブックに載っていないこともお伝えできたことと思います。

それぞれの充実したパタゴニアライフを送っていただければと思います。

皆さんのこれからの旅路が、パタゴニアの景色のように、優しくも雄大であることを願っています!

ご愛読ありがとうございました!