旅のノウハウ

旅人に必要な「ゴネる力」の重要性!諦めの悪い旅人であろう!




はじめに

今回は旅人に必要な能力である”ゴネるための力=ゴネ力”について紹介します。

そんな力必要なのか?との声も聞こえてきそうですが、あえて言わせていただきます。

必要です!

全てを受け入れるだけでなく、”ゴネる”という選択肢もあった方が、なんとかなることも多くなるのではないのか?という提案でもあります。

旅をしている中では、なにもかもが思ったとおりには進まないこともあります。

そんなときに、”ゴネること”も頭の片隅に入れておいてもらってもいいのではないでしょうか!

旅でゴネることの重要性

旅の中で”ゴネる”ことによって、なにが変わるのでしょうか?

それは今後の予定だったり、諸々の料金だったり、自身の旅に関わる全てのことに関わってくることだったりします。

海外でなにかトラブルが起きた際、”まだ自分にできることはないか?”と食い下がることは決して悪いことではありません。

ゴネることによって物事が全てがうまくいくかは誰もわかりませんが、”ゴネることによって自体が変わることもあるんだ!”ぐらいに思っていただければ幸いです。

ゴネ力(ゴネる力)とは?

ゴネ力(ごねりょく)は、僕の造語です。

文字通りなにかしらの出来事や反応に対して、ゴネるための力のことを言います。

”ゴネる”と言うと、しばしマイナスなイメージを持たれるかもしれませんが、それは違います。

ゴネるとは、前向きに物事を遂行するための諦めない力のことです。

あくまで対象は”人”に対しての話です。

なんでもかんでもゴネたり文句を言うわけではなく、必要に応じて使うことを推奨します。

思うようにいかないことも多々ある旅の道中では、なんとかするためにごねるしかない場面にも遭遇することでしょう。

そのゴネ力があるとないとでは、旅の中での「ここぞ!」という場面でどうなるのか変わってきます。

一度はダメだと突っぱねられても、”そこをなんとか”の精神で、なんとか話せる所まで持っていけば、状況は簡単に変化していきます。

全ては起きた事象や突きつけられた出来事に対して、自分が諦めるか諦めないかの違いです。

ゴネる必要性は?

本音を言えば、ゴネるなんて行為はしたくはありません。

それは誰もがきっとそうでしょう。

なにごとも不満なく、望むことがそのままに手に入るような旅路の連続であれば、それに越したことはありません。

しかし僕らは旅人、いついかなるときも順風満帆にはいきません。

「えー、マジかよ~」なんて出来事はいきなりやってきてぼくらの行く手を阻みます。

そのときにどうするのか、どう対応していくのか、で我々の明日の一日は変わります。

「仕方ない」とそのときの運命を受け入れるのか?

事態が好転するまで粘って粘って粘り続けるのか?

答えは2つに一つです。

日本と海外のルールの”重さ”の違い

海外を旅していると、日本がいかにルールに則った国であるかを思い知らされます。

ルールが物事を支配していると言ってもいいでしょう。

つまり、なにが起きようと基本的にはルールに従って物事を判断する文化が根づいています。

例えば区役所などの手続きをするとしましょう。

予め決まった書類を提出してください、となっているならば、その書類を揃えなければいけません。それが最低限のルールであり我々が守るべき必要があります。

日本でのNOは、なにがあってもNOです。

しかし、海外でのNOは日本ほどは厳しくはありません。

逆を言えば、日本ほどルールに厳しい国もないと言ってもいいかもしれません。

そのときの審査官や対応する人の感覚で合否が決まることだって往々にしてあります。

いつだって「交渉の余地あり」なのが旅人には有り難いところです。

ゴネるとは交渉すること

ゴネるとは、交渉する力です。

ビザ申請、航空カウンター、宿の予約、ツアーの値段交渉、など日々誰かと話をする場面は自ずと発生します。

そんなとき、なにも言わないと相手のいいように話を進められてしまうこともあるかもしれません。

しかし、誰もが人間であり、全ての人に感情があります。

感情があるなら、なにか話をすれば、意見を変えてくれるかもしれません。

”なんとかならないか?”と今の現状を変えようとする力、それこそが旅人に試されている交渉力の一つなのかもしれません。

さいごに

旅人に必要な「ゴネる力」についての話、いかがでしょうか?

今回は旅する中で必ず訪れるであろう、なにかしらの交渉の場面で使える”ゴネる力”の大切さをお話させていただきました。

いつのときも冷静にかつ有効的に”ゴネて”いきたいものですね。

少しでも誰か旅立つ人に参考になれば幸いです。

皆さんのこれからの旅路が快適でゴネる必要のないものであることを願っています。

ご愛読ありがとうございました!