世界遺産に興味を持ってネットで調べると、おすすめがありすぎて迷ってしまいますよね?
大体の旅行サイトで紹介されているものは同じ場所ばかりで、「結局どこへ行くのがいいんだろう」なんて思ったりしませんか?
今回は、100ヶ国を旅してきた僕から、本当に”絶景”と称えたい世界遺産を紹介します。
僕も累計5年の旅の中で数多くの世界遺産に訪れましたが、本当の絶景は旅行サイトやガイドブックに載ってはいません。
この記事を読めば、あなたが本当に行くべき、世界の絶景がわかるはずです!
是非、皆さんの次の目的地の参考にしてください!
世界遺産ランキング1位〜10位
それでは、絶景と謳われる世界遺産ランキング1位〜10位を紹介します。
世界遺産に興味があるあなたにとっても、この記事で初めて目に場所もあるのではないでしょうか?
是非、お楽しみくださいませ!
1位:ヴィルンガ国立公園 (コンゴ民主共和国)
映えある第一位、それは火山です。
正確には、国立公園の中に火山がある形式になるので、国立公園が題名となっています。
火山こそ、地球の息吹の証明であり象徴です。
この景色に敵うものはありません。
「世界で一番の絶景は?」と聞かれたら、
僕は迷わず「ニーラゴンゴ火山」と答えています。
それぐらい僕の中で、
“圧倒的に素晴らしく美しく綺麗で迫力があり怖い存在”
としてあり続けています。
グツグツと煮えたぎる溶岩湖、
マグマ、
まるでこの世のものとは思えない景色がそこにはあります。
そしてそれはとても美しく、
“黒と朱の間にある景色がここまで綺麗に映すとは”
と感動以上の感情を得たことを覚えています。
“時間が許すなら、ずっとこの景色を見ていたい。”
そう思わしてくれることでしょう。
また、国立公園内では野生のゴリラやチンパンジー、カバやオカピを鑑賞できることでも有名です。
世界の半数のゴリラが、このヴィルンガ国立公園内に生息しているとのことです。
是非一度その目に焼き付けていただきたいです。
次のご旅行先に、コンゴ民主共和国を入れてみてはいかがでしょうか。
2位:マロティ=ドラケンスバーグ公園 (レソト・南アフリカ)
第2位は、山脈です!
アフリカ大陸の一番下、レソトと南アフリカの国境付近にドラケンスバーグ山脈はあります。
その場所にある「サニパス」と呼ばれるポイントからの眺めが格別です。
ドラケンスバーグ山脈が織り成す連なる山々の景色は、地球の造形美の才能を遺憾なく発揮させた結果ではないでしょうか。
その山々の様子が”まるで龍のようだ” とのことから、 ”ドラゴン” を意味する「ドラケンス」の名前が付いているみたいです。
自然にはいつだって無駄がありません。
この完璧とも言える山の連なりや凹凸、色の配色など、全てが「美しさ」に連動しているかのようです。
「美しいものは、ただただ美しい。」
この山々は一体どこまで続いているのでしょうか。
ただただ遠くを眺め、地球の偉大さに感謝と感動を送る時間が、そこには流れていました。
3位:マチュ・ピチュの歴史保護区 (ペルー)
第3位は、遺跡!
ロマンの王様、ロマンの象徴、マチュ・ピチュの登場です。
もう説明は不要でしょう。
ロマンを愛する旅人は、一度は行ってみたいのではないでしょうか?
僕の中では世界で一番行ってみたい場所でした。
実際に行ってみて、
やはりマチュ・ピチュは想像していたマチュ・ピチュで、
”感無量”
の一言でした。
マチュ・ピチュの謎はいまだ解明しきれておらず、その辺りも旅人の心を刺激します。
「大昔の人々は、こんな高所にどうやって文明を創り上げたのでしょうか?」
どれだけ調べてもわからないからこそ、その謎が人々を惹き付けるのかもしれません。
それでこそ、ロマンです!
またマチュ・ピチュは向かう場面から冒険心に溢れています。
線路を歩いて麓のマチュ・ピチュ村を目指す「スタンド・バイ・ミールート」が旅好きにはオススメです。
旅をする者として、果てのないロマンを追い求めてみるのはいかがでしょうか?
4位:ラパ・ヌイ国立公園 (チリ)
第4位は、建造物、というか、もはや世界の謎!
チリ本土から太平洋を何百キロと離れた場所に、ポツリと浮かぶイースター島。
その島では「モアイ」と呼ばれる石の塊たちが僕らを出迎えてくれます。
ここイースター島に漂う雰囲気は抜群です。
島の至る所にモアイがおり、
”もっと肩の力を抜いて。もっとありのままで。”
まるで僕らにそう語りかけてくれているかのようです。
彼らは謎に包まれた存在であり、
「なぜそこにいるのか?」
「なぜ造られたのか?」
それは今を持ってしてもわかりません。
でも、わからない謎は謎のままでいいのかもしれません。
”深く考えすぎず、ありのままで、それがいいじゃないか。”
そんな空気が漂う南の島、「楽園」と呼びたくなるような島でした。
5位:タージ・マハル (インド)
第5位も、建造物!
僕が世界で一番好きな建造物、それがタージ・マハルです。
これほどまでに完璧なシンメトリーなものを見たことはありません。
大理石で造られ、美しさも申し分ないでしょう。
しかもこれが自分の妻のお墓だって言うのだから驚きです。
愛する人のためにここまでのものを作ってしまうのはあっぱれです。
部下や周囲の者から大ヒンシュクだったでしょうけど、発想としてはどこか”素晴らしい”と思ったりもします。
6位:万里の長城 (中国)
第6位も、続いて建造物です!
世界最長の世界遺産、中国から万里の長城の登場です。
観光で行くとただ一つの長城(スポット的に歩ける部分)を歩いて終わりですが、パッと見てもどこまでも続く城壁が伺えます。
見渡す限り、どこまで行っても終わりのないような城壁が続きます。
こんなものを遥か昔に作ろうと考えた人もすごいし、作り上げてしまった人達もすごい。
驚きと感動を同時にくれます。
”なんにせよ、人の想像力ってすごいな。”
と思わせてくれる地球屈指の建造物です。
7位:ロス・グラシアレス国立公園 (アルゼンチン)
第7位は、氷河!
旅人の楽園、パタゴニアの代表格、ペリト・モレノ氷河を有するのがロスグラシアレス国立公園です。
世界第三位の面積を誇る氷河を見ることができます。
ここまでド迫力の氷河を見たことがあるでしょうか。
時折訪れる崩落の瞬間は、雷鳴のような音が鳴り響きます。
一度その目でその耳でその足で、超巨大な氷の塊を見に行ってみるのはいかがでしょうか。
8位:ナミブ砂海 (ナミビア)
第8位は、砂漠!
アフリカ大陸の南部、ナミビアが有するナミブ砂漠。
こちらは砂の粒子が赤茶色をしており ”紅い砂漠” とも呼ばれ、非常に美しい砂漠として有名です。
特に”夕焼けに照らされたときの紅さ”は、まるでどこかの映画のワンシーンかのように輝きます。
また広大な砂漠の土地の中、デッドフレイと呼ばれるエリアがあり、そこには通常生えるはずのない木々たちが生きています。
砂漠をバックに木々たちをレンズに収めた写真があり、まるで絵画のように見えると有名です。
いつのときも世界中の人々を惹きつけてやみません。
9位:グレート・バリア・リーフ (オーストラリア)
第9位は、海!
大小何千ものサンゴ礁が何千キロにも渡って生息する地帯、グレート・バリア・リーフ。
ここまで綺麗で澄んだ海の色を見たのは初めてのことでした。
”こんな綺麗な景色が未来永劫続いて欲しい”
きっと誰もがそう思うことでしょう。
グレート・バリア・リーフでは、サンゴ礁を守っていくことに人々が尽力しており、
「この海の色を大切にしていくことが、地球に生きる僕らの使命」
なんてことを訴えかけられているかのようでした。
10位:イグアス国立公園 (ブラジル・アルゼンチン)
最後の第10位は、滝!
ここまで強烈な「水」の力を感じたのは、後にも先にも、ここイグアスの滝だけでしょう。
圧巻の水量が僕らを水浸しにしてくれます。
これほどまでに水が覆い尽くす光景を、僕は他に知りません。
あまりの水量に「毎秒ものすごい量の水が流れているけど、この水は一体どこから来て、どのように循環しているのだろうか?」と考えてしまうほどです。
きっと僕らの想像も及ばないところで、うまいことやりくりされているのでしょう。
地球規模の生命のサイクルの壮大さを思い知らされた場所でした。
さいごに
「世界遺産ランキングTOP10位〜1位」いかがでしょうか。
皆さんの行ったことのある所や興味のある所、好きな所はあったでしょうか。
世界遺産ランキング10
1位:ヴィルンガ国立公園(コンゴ民主共和国)
2位:ドラケンスバーグ山脈(レソト・南アフリカ)
3位:マチュ・ピチュの歴史保護区(ペルー)
4位:ラパ・ヌイ国立公園(チリ)
5位:タージ・マハル(インド)
6位:万里の長城(中国)
7位:ロス・グラシアレス国立公園(アルゼンチン)
8位:ナミブ砂漠(ナミビア)
9位:グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)
10位:イグアス国立公園(ブラジル・アルゼンチン)
今回でランキングは最後になります。
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました!
皆さんのこれからの旅路が愉快で素敵なものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!