シルクロードが誘う魅惑の世界、それが中央アジアです!
皆さん中央アジアへ旅行するのはいかがでしょうか?
そもそも中央アジアがアジアのどこなのかご存知でしょうか?
アジアと言うと、東南アジアを始めとする有名な国々がたくさんありますが、その有名な国々に負けないぐらいの魅力を持っているのが中央アジアの国々です。
実はこの中央アジア、昔は若干アクセスも悪く観光客も少なめだったのですが、近年変わっていくアクセスの容易さにより、日本人にもおすすめの旅先となっています。
今回は、そんな中央アジアの国々の魅力にフォーカスしていきましょう!
中央アジアとは
アジア大陸を方角で分けた際に、丁度真ん中に位置するエリアにあるのが、中央アジアと呼ばれる地域です。
旧ソ連の流れを汲んでおり、ロシア文化とアジア文化の入り混じった世界がそこにはそんざいしています。
公用語は5ヶ国ともロシア語で、基本はロシア語、もしくは拙い英語で人々とコミュニケーションを取る必要があります。
どの国も「スタン」の名前を持ち、旅人からは”スタン系”とも言われたりしています。
顔立ちも日本人に似ている方も多く、どこか親近感や安心感を与えてくれます。
特にカザフスタンやキルギスタンの人の顔は日本人にそっくりです!
山を始めとする自然が豊富で、その美しさに息を飲むこともあるでしょう。
一昔前はビザが必要な国も多かったり、航空券が高かったり、アクセスが悪く敬遠されがちでしたが、最近はビザも緩和される傾向にあったり、安い航空券も増え、非常に行きやすい旅先となっています!
きっとあなたも中央アジアを気に入ることでしょう!
中央アジアの国5選
今回は、中央アジア地域に属する5つの国についてお話いたします。
中央アジアには5つの国しかありませんが、その5つの国一つ一つがそれぞれの魅力を伴って独立しています。
たった5ヶ国なのに、これほどまでにその5つがバラバラの魅力に溢れている場所は他にありません!
今回の記事を機に、あなたも中央アジアへ行ってみるのもいいのではないでしょうか!
それでは、順番に見ていきましょう!
キルギスタン
おすすめ場所:ビシュケク、ソンクル湖、イシククル湖、アルティンアラシャン、アラカル湖
キルギスタンは、中央アジアの中に限らず世界中の国々の中でも上位におすすめしたいぐらい素敵な国です!
物価も安く、ご飯も美味しく、ビザもいらず、旅人にとってのいたれりつくせりの場所でもあります!
人も景色も町も、全てが居心地のいい空気に包まれています。
国中を眺めても、訪れたいおすすめポイントがたくさんあります。
その中でも、ソンクル湖とアラカル湖は是非訪れて欲しいおすすめの場所です!
どちらもアクセスは少し大変ですが、世界に誇れる絶景と呼べるべき景色を堪能することができます!
是非キルギスタンの自然を堪能してみてください!
その素敵さに心を満たされることでしょう!
ウズベキスタン
おすすめ場所:サマルカンド、ヌクス
中央アジアの歴史系筆頭のウズベキスタンです!
親日家というか、日本語を学んでいる学生の方も多く、きっと町のどこかで日本語が話せる現地人の子に話しかけられることでしょう!
もう、建築好き、歴史好き、遺跡好き、色んな男性の趣味の部分をくすぐってくれるのが、ウズベキスタンの特徴でもあり、魅力となっています。
個人的には、サマルカンドブルーはどストライクで好きな色です!
単純に一色の青でなく、何重にも何色にも分けられるようなたくさんの青がそこにはあるのです。
真っ青な空に映える鮮やかな青の色は、いつまでも心に残っています!
ただただその青の濃さに、心を奪われていたのを思い出すものです!
カザフスタン
おすすめ場所:アルマトイ、アルマトイ湖
中央アジア一の巨大な国、カザフスタンの登場です。
町に、自然に、文化に、食に、なんでもごぞれのカザフスタン、ロシア風の建物もあれば、綺麗な湖もあり、楽しみに事欠きません!
中央アジアは、ヒッチハイクをせざるを得ない場面が度々訪れるのですが、割と乗せてくれる人もいて、温かい印象をもっています。
この写真のアルマトイレイクに行くときも、ヒッチハイクをして、一人の現地人女性に乗せてもらいました。
その方とは、現地語もロシア語もわからない僕ではなにも会話はできませんでしたが、その女性がずっと涙を流しては拭いていたのが、とても心に残っています。
”なにか悲しいことでもあったのだろうか”と思いましたが、結局はなにもわからずじまいでした。
そんな女性と一緒に見たアルマトイレイクはとても綺麗で、どんな人にも、”人には人の物語があるんだろうなー。”としみじみ感じた、旅の1ページとなっています。
タジキスタン
おすすめ場所:ワハーン回廊、パミール高原
中央アジアの自然部門の担い手がタジキスタンです!
自然の多いタジキスタンの一番の目玉は、パミール高原・ワハーン回廊と呼ばれる絶景ドライブ地帯です!
その辺りは車をチャーターなりして、ひたすらに絶景を見ながら歩を進めます。
南米や北米、ヨーロッパに負けず劣らずの美しくも勇ましい山々が我々を出迎えてくれます。
突き抜ける空のもと、ただただ気持ちのいい風に吹かれ、美しい景色を眺めるのも旅の醍醐味ではないでしょうか。
トルクメニスタン
おすすめ場所:町歩き、地獄の門
謎に包まれた独裁政権国家・トルクメニスタン。
中央アジアの北朝鮮、とも呼ばれています。
有名なガスクレーター「地獄の門」もあったり、摩訶不思議な建物が続く首都の町並みしかり、その不思議さや妖気さが旅人の心をくすぐります。
実は、完全な夜よりも夕方や明け方の方が、そのおどろおどろしさを如実に表現してくれるかもしれないですね!
トルクメニスタンは謎に包まれている部分もありますが、その「謎」も立派な旅をする動力源です。
ビザが非常に取りにくく、5日間の通過ビザしか取れないのも、その魅力に拍車をかけているのかもしれません。
さいごに
「中央アジアの5つの国の魅力」いかがでしょうか。
世界中を旅することができる今、割と後回しにされがちな中央アジアにも是非目を向けてみてください。
きっとあなたの心を揺すぶってくれるなにかがそこにはあるでしょう!
皆さんのこれからの旅が、中央アジアをより一層楽しめるものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!