世界一周の始め方

ワーホリ生活を充実させたい人へ!ファーム(農場)で働いてオーストラリアを満喫しよう!




皆さんワーホリ生活での農業に興味はおありでしょうか?

ファームでの生活に興味はおありでしょうか?

僕ほどワーホリの中の限られた時間を一つのファームに捧げた人もいないかと思います。

なんせ、ずっと一つのファームに一年間いましたからね。

一年間という、一つのサイクルに身を投じたからこそ、僕から皆さんに伝えれることもあるように思っています。

僕の体験が皆さんのワーキングホリデーの一つの参考になれば幸いでございます。

ワーキングホリデーにおける”充実”とは

ワーホリを充実させるとは、

いかに無駄なくワーホリの時間を過ごし、お金を貯めたり、永住権を取るために動けるか

であるでしょう。

ワーホリには、特に”これ”といったことをする必要はありません。

別に働かなくてもいいし、別に旅行をしなくてもいいわけで、全ての時間は自分の好きなように過ごしていいわけです。

好きなように過ごしても何も問題はないため、なにもせずともただただ時間が過ぎていってしまいます。

本当はたくさんお金を稼いで貯めるはずだったのに、

本当は永住権を取るための仕事に就くはずだったのに、

そうならないために失敗しないワーキングホリデー生活を送れる準備や心構えを大切にしましょう。

ワーキングホリデーを充実した時間にする方法

ここでは、オーストラリアのワーキングホリデーで有意義な生活を送るために必要なことを述べていきます。

ただなんのアテもなく過ごすのもいいですが、やはり誰かに聞いたり学んだりしていく方が、いい巡り合わせに恵まれたりもします。

実際にはどうやって過ごすのが、効率的と言えるのでしょうか。

友達を尋ねる

ワーキングホリデーに行く以上、”働くこと”、”働いてお金を貯めること”、を前提にオーストラリアへ向かうことになる人がほとんどかと思います。

そんな方におすすめなのは、まず知人を尋ねることです。

異国の地に行って職を得ることは、母国である日本よりも数倍大変です。

そのときに手っ取り早く職を手にするための有効手段は、リファラル採用です。

要は、知人の紹介でその職場に入ること、を指します。

色んなやりとりや面接などをするよりも、その知人の紹介で職場に入るのが一番現実味があり、有用性もあることでしょう。

知人がいないなら、なんとかして知人を作るべきです。

そのための手段は今の時代、いくらでもあることでしょう。

Twitterで調べてDMを送ってみたり、インスタでフォローしてみたり、ブログにコメントを書いてみたり、どんな方法でも当人に直接話を聞く機会を設けてみることができるのは、現代の特権であります。

その恩恵を充分に活用して、実りのある生活を目指していくのが一番実用的ではないでしょうか。

知り合いの情報を大切にする

やはり、”既に知り合っている”方の情報ほどありがたいものはありません。

日本でもオーストラリアでも、知っているがゆえに手に入る情報というものは確実にあります。

”あなただから”、と教えてくれる情報だってきっとあることでしょう。

それゆえに、一つ一つの出会いを大切に、いつでも感度高くアンテナを張っておくことをおすすめします。

現地の人の情報を元にする

働くことを考える上で、なにより大切なのは、現地の人の情報です。

職を決める上で大切なのは、自分や周りだけで判断せず、実際に現地にいる人の声を聞くことにあります。

自分から現地に出向いてもいいですし、現地に住んでいる人に現状を聞いてみるのもいいでしょう。

ただただ稼げるから、それだけでは職業選びに失敗してしまうこともあるかもしれません。

オーストラリアにはワーカーからただただ搾取するだけで少額の給料しか稼げない仕事もあったりします。

いい仕事に巡り合うために、なにが生きた情報なのかを選択できるようにしておきましょう。

オーストラリアでの農業での働き方

オーストラリアにワーキングホリデーで来た方の中には、セカンドビザの関係もあり、農業に従事する人がたくさんいることでしょう。

農業一つもたくさん勉強になるし、楽しいこともたくさんあるものです。

農業での働き方は、他の仕事と異なる部分もあります。

四季を感じることができ、日本のオフィスでは感じることのできない春夏秋冬のサイクルを感じれること一つも、農業に携わる利点と言えるでしょう。

働くサイクル

農業と言えば、関係してくるのはシーズンです。

どんな食べ物にも収穫の時期があり、その時期に合わせてワーカーは働くことになります。

それゆえに、働くときは働き、休むときは休む、みたいな生活を送っていました。

例えば収穫の時期などは、一ヶ月ずっと休みなく働いて、そのあと逆に一ヶ月まとまった休みがある、みたいな感じだったりします。

その休みのシーズンは地元に帰ったり、母国に帰ったりもできたりもするのでしょう。

オンオフを切り替えて働くのも、メリハリがついていいものだなと思ったりもしたものです。

時給制と歩合制

農業の特徴として面白いのが、歩合制(稼げば稼いだ分だけもらえる)と時給制(一時間ごとの給料)の2種類が仕事によって変化するところにあります。

その2つは、仕事によってオーナーが取り決める仕組みになっていました。

例えば、収穫の際の仕事はいい例です。

ワーカー自身がどれだけバケツにぶどうを貯めたかで、その日の金額が変わります。頑張れば頑張った分だけお金がもらえる仕組みになっています。

逆に稼げない可能性も充分にあるので、どうすればお金を稼げるのか、考えながら仕事に取り組むいい機会とも言えます。

日本にいたら、歩合で給料が決まるような仕事に就く可能性はさほどないかと思うので、一つ人生勉強として歩合制の仕事にチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか!

僕の実際の一年のサイクル

僕がオーストラリアでのワーホリに費やした時間は、

2013年の10月〜2014年の10月までの1年間

であり、その間ずっと同じ葡萄畑で働かせてもらいました。

オーストラリアはワイン産業が盛んであり、そのワインを作るための葡萄を育て管理するためのファーム(農場)がたくさんあります。

場所としては、オーストラリア南部の街・アデレードから車で1時間圏内にたくさんある形でした。

なので、一つのファームで働くというよりは、ファームの管理会社で働いていたという言い方のほうがわかりやすいでしょうか。

2013年11月〜 (実際僕がオーストラリアに降り立ったのは10月28日だったので、仕事開始月は11月からとなっています。)

葡萄(ぶどう)ファームでの一年の仕事のサイクル

11〜12月:成長するブドウの木のケアシーズン

・サッカー(ブドウの木の下部の余分な枝排除する作業)

・ワイヤーリフティング(ブドウの木の成長を支えるワイヤーを上げる作業)

1月〜3月:収穫シーズン

・ハーベスト(ピッカー(収穫する人)の貯めたブドウのバケツを運びコンテナーに入れる作業):バケットマン(Bucket man)

4月:閑散期(ブドウではなく、バラ畑での花取り作業)

・バラ(バラファームでのピッキング作業)

5月〜9月:新たに始まる葡萄の木の選定シーズン

・プルーニング(枝の剪定作業)

上記にまとめましたが、基本的には1年を通して、無駄なく仕事が回っている感じです。

同じ時期に同じことをし、また来年に備える。

今やっている仕事は、今だけでなく、この次の仕事を見据えての作業なのだと、やっているうちにわかってきます。

そのサイクルの繰り返しが、農業の働き方の何よりの特徴と言えるでしょう。

農業に就業する際のおすすめ

オーストラリアでの農業を通してのファームライフをする上で、おすすめのことを列挙いたします。

どれも長く楽しくファームライフを送るための事柄と言えるでしょう。

なにが自分にとって一番大切なのかも考えて、日々の生活を送っていくのがいいのではないでしょうか!

車を購入する

オーストラリアで農業に従事するなら、車は持っていて損はありません。

確かに車は維持費も高く、出費を考えると買うのは簡単なことではありませんが、車がないことの機会損失度合いを考えると、車を買わない手はないのではないでしょうか。

ちなみに僕は2台保持していました。自分用と一緒に働く仲間の分と2台で仕事場に向かっていた形です。

車があるからこそファームにも行けるし、どんな場所で仕事があっても向かっていくことができます。

オーストラリアは日本よりももっと軽い感じで車が買えてしまうので、2〜30万円あれば簡単に自分の車が手に入ります。

車を手にして、オーストラリアのファームを走り回りましょう!

身体を労る

自分の身体を労ってあげれるのは自分だけです。

どこまで慣れてもファームの仕事が重労働なことには変わりありません。

楽しい部分もあれば、確実に身体に疲労を蓄積させる作業があることも事実です。

身体を使う仕事である以上、どこかになにか痛みが伴ったりすることもあるかもしれません。

しっかりとストレッチをしたり、しっかりと睡眠を取ったり、まずは自分の身体を第一にしましょう。

頑張りすぎない

日本人はとかく頑張り屋な人が多いです。

世界的に見ても、日本人ほど”言われなくても動く”レベルで仕事に向かえれる人はそうそういないのではないでしょうか。

それゆえに、頑張りすぎてちょっとしんどくなってしまうこともあるかもしれません。

特に歩合制の仕事の場合は、自分の頑張りがそのまま数字に反映されてしまうので、今日は昨日よりももっと、と身体にムチを打ってしまうこともあるでしょう。

とはいえ、あなたはきっとそこにいる誰よりも頑張っているはずです。

頑張りすぎす、丁度いいさじ加減で、オーストラリアと向き合いましょう。

笑顔に溢れた、素敵なオージーライフが送れることと思います。

さいごに

「ワーホリを充実させたい人へ!」いかがでしょうか?

ワーキングホリデーは、人生の限られた時期にだけ許された実りのある時間です。

その時間を一時も無駄にしないよう、自分にとっての最良の時間を過ごせるといいですね!

皆さんのワーキングホリデーライフが何よりも充実したものであることをねがっています!

ご愛読ありがとうございました!