”世界一周”
それは旅を思い描く人にとって、ロマンに溢れた出来事の代名詞です。
地球を東から西に、はたまた北へ南へ渡り歩くことは、旅する者の心を湧き上がらせてくれるものです。
今回は、3回程世界を一周した僕から、これから世界を一周したいと考えている人に向けて、世界一周のルートやポイントについてお話いたします。
世界一周は、地球を一周することで、大小様々な国々やそこに生きる人々との出会いの連続です。掛けた時間の分だけ、あなたにきっといい経験をもたらしてくれることでしょう!
この記事を読めば、世界一周のルートについては、もう大丈夫です!ご安心ください!
旅に出ましょう!
世界一周のルート選びのおすすめ
世界一周のルート選びは、基本的に一通行に地球を進んでいくのが理想です。
なぜなら、後戻りはその分時間や費用が発生するし、効率が悪くなるからです。
もちろん、旅のルートはその人の進みたいように決めるのが一番です。
諸々の事項を踏まえ、自分自身にとっての最高のルートを決めていきましょう。
僕の実際の世界一周ルートを踏まえ、モデルとなるルートも紹介いたします。
世界一周のモデルルート
日本→中国→香港→フィリピン→シンガポール→マレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ②→インド→エジプト→ヨルダン→トルコ→イタリア→イギリス→ベルギー→オランダ→ドイツ→フランス→スペイン→ポルトガル→ブラジル→アルゼンチン→チリ→ボリビア→ペルー→アメリカ→日本
一般的な世界一周を目的とするルートです。
上記のルートを旅すれば、
・中国の万里の長城
・カンボジアのアンコール・ワット
・タイのカオサンロード
・インドのタージ・マハル
・イギリスのビッグベン
・エジプトのピラミッド
・ヨルダンのペトラ遺跡
・トルコのイスタンブール市街
・ペルーのマチュピチュ遺跡
・ボリビアのウユニ塩湖
・イグアスの滝
・チリのイースター島
・アメリカのNYタイムズスクエア
などなど、世界一周のハイライトとなる場所を余すことなく訪れることができます。
「世界一周に興味がある」ぐらいの方は、上記のルートで充分楽しめるかと思います。
旅のルートは風まかせ、そのときの気分で行きたい場所を選んでいくのがいいですね!
世界を旅する旅行の持ち物については、以下の記事もご参考にしてみてください!
僕の実際の世界一周ルート
日本→中国→ベトナム→カンボジア→タイ→ラオス→タイ②→マレーシア→シンガポール→フィリピン→香港→インド→イギリス→フランス→ドイツ→オランダ→ベルギー→イギリス②→エジプト→ヨルダン→トルコ→スペイン→ペルー→ボリビア→パラグアイ→ブラジル→アルゼンチン→ウルグアイ→アルゼンチン②→チリ→アメリカ→日本
僕の実際に世界を一周したルートが上記のものです!
1年を通して、上記ルートを旅しました。
・日本から中国に入り、陸路で東南アジアを周り飛行機でインドへ。
インド国内を周り、飛行機でイギリスへ。
イギリスからバスでフランスへ行き、バスや電車でドイツ・オランダ・ベルギーを経て、再度イギリスへ。
イギリスからエジプトに飛び、ヨルダン、トルコ、スペインと飛び続け、スペインからペルーへ。
ペルーに着いた後は、南米を全てバスで周り、イースター島も行った後、飛行機でアメリカへ。
ニューヨークとロサンゼルスを堪能して日本へ帰国。
今回のルートを旅すれば、上記のルートで説明した、
・中国の万里の長城
・カンボジアのアンコール・ワット
・タイのカオサンロード
・インドのタージ・マハル
・イギリスのビッグベン
・エジプトのピラミッド
・ヨルダンのペトラ遺跡
・トルコのイスタンブール市街
・ペルーのマチュピチュ遺跡
・ボリビアのウユニ塩湖
・イグアスの滝
・チリのイースター島
・アメリカのNYタイムズスクエア
は確実に周ることができます。
ルートについては、そのときそのときで柔軟に決めていましたが、これだけ好き勝手に進んでいっても、来た道を戻ったことはないので、縦横無尽にどうとでもなるものです。
今思えば、「あのとき行ってなければ未来永劫行かないかもしれない」、振り返るとそんなことを思ったりもします。
”行きたいところには行けるときに行く”
旅をする自由な道のりの中でも、その精神はいつのときも持っておきたいですね!
世界一周のルート選びのポイント
旅において、事前準備と情報整理は、本当に大切です。日本にいても、調べれることはたくさんあるはずです。
海外へ行く以上、事前に皆さん考えられる点かと思いますが、旅をしてみないとわからないこともたくさんあります。
僕自身も大して考えもせずに世界へ旅立ち、”あー、こうしとけばよかったなー”なんてことは往々にしてあります。
これから世界一周を考えている人は、是非僕の経験を参考にしてください。
すべては対象物を主軸に考えたほうがいいです。
どれだけ自分が万全の体調でたどり着いても、見える景色が最高でなかったら、楽しくありません。これは経験談です。
天気一つで、その国やその観光地の印象は変わります。思い出も同様です。
願わくば、最高の景色を見たいと思うのが旅人の性ではないでしょうか。
何事もバランスが大事です。カッチリ決めすぎても自由がなくなってしまうし、適当すぎて綺麗な景色が見れないのももったいないです。
自分の旅の主軸は持っておいて、その先々の出会いで柔軟に変えていくのがいいと思います。
旅のルートは、人任せ。それぐらいでいきましょう。
世界一周のポイント:進行方向
ビザのいらない国をいかにうまく周るか
”ビザが要る”ということは、入国を制限されているということであり、何度も簡単に出入りはできません。
このビザの「要る・要らない」が、世界一周中は大きくルートを左右させます。
ビザが必要なら取得をする作業や時間が必要になりますし、その国に入国する以上選ばざるを得ないルートが存在したりします。
そのため、ビザのいらない国は頻繁に出入りを重ねたり、逆にビザが必要な国はしっかりとビザを抑えて無駄な出費やルートをとらないようにするように、都度考えてルートを汲む必要があります。
行く国を選別する
当たり前のことですが、行く場所を増やせばその分お金も日数もかかります。
それゆえに必要なのが、「どの国へ行くか、どの場所へ行くか」といったことでしょう。
世界は広大であり、基本が陸路移動です。
その移動には非常に時間がかかります。日本のように、快適な道で数時間であっという間に隣の国なんてことは、まずありえません。
ルートによっては、紛争等の諸事情によって、入国できないなんてケースもざらにありますし、その決定は非常に流動的にです。我々旅行者には、その国の事情を深く知らないため、国の決定には従わざるを得ません。一ヶ月前、数日前は普通に行き来できていたルートが、いきなり進めなくなってしまうことも、容易に起こり得ます。
とはいえ、移動こそが、世界一周の旅の大変さの一つでもあり、醍醐味でもあります。
どんなことが起きても、広い心で「まあそんなこともあるか!」と受け止めて、進んでいくのが楽しむコツだとも言えます。
自分の行きたい国を決めて、いかに「無駄の無いルートを取るか」の観点も、ルート決めには必要です。
世界一周のポイント:お金
米ドルを確保する
世界一周をする上で一番必要になるのは、米ドルと言っていいかもしれません。
恐らく米ドルを使わずして、世界を旅をすることは不可能に近いです。
不可能ではなくとも、確実に米ドルがある方がレートもよく、お金の面で物事をスムーズに進めることができることでしょう。
世界全体で言えることですが、自国の通貨があまり価値を為さないためか、外貨である米ドルが重宝される傾向にあります。
ビザの料金は基本米ドル払いなので、あった方が便利です。
米ドルであれば、基本的には現地通貨よりも良いレートで買い取ってくれたりもします。
こう言ってはなんですが、確実に世界には金に対する欲望が目に見える形でうごめいています。
もう、普通にお金に対してシビアであり貪欲であります。
世界の旅を快適に進めるためにも、米ドルは日本を出る前に確保しておきましょう。
目安としては、一年の旅に際してUS$2,000〜3,000程(日本円で40〜50万円分ぐらい)は持っておいたほうがいいと思います。
米ドルならいくら持っていても無駄にはなりません。無くてあたふたするよりも、あって余るほうがいいのではないでしょうか。
現地通貨は最小限で
世界の国全体に言えることは、”その国の紙幣はその国で使い切ること” です。
例え隣国であっても、隣の国に行ってしまえばもう全然価値を持たなくなってしまう国のものがほとんどになります。
それゆえ、ドルが大量に出回り重宝されるのも、身を持って体感することになるでしょう。
なんせ、自国のビザを払うビザ代がドルでいいわけですからね、いかにドルがほしいのか誰でもわかります。
ATMでお金を下ろすときは、下ろしすぎずに使い切れる額をしっかりと使うようにして、両替は少額で済ませれるようにするのが一番です。
世界一周のポイント:時期
1年の期間
世界を西から東まで一周しようとすると、だいたい1年ぐらいと考えていただければ、急ぎすぎず、ゆっくりすぎずのペースで旅ができるかと思います。
個人的には、1年は最低ラインと言いたいところですが、皆さん長い時間も無いと思いますので、あくまで目安です。
もちろんルート次第にはなるのですが、1年あれば割と色々な国々を周れます。
ただ、思ったよりも世界は広く、移動一つもものすごく時間がかかるのも事実です。
また、必ず行きたい場所は増えていきます。最初の計画したルートよりも時間がかかっていくのも大いにあり得るでしょう。
時間にはいつも余裕を持っておくのがいいかと思います!
なにが起きても、心に「This is a journey!!(これでこそ旅だ!)」の言葉を刻んでおきましょう!
雨季・乾季
世界を周る際は、そこまで気にしなくてもいいかと思いますが、気候として存在する以上、雨季・乾季も少なからず気にかけましょう。
特に滝をはじめとした”自然が美しい”系に行く場合は、時期によって見える景色が変わってくるので注意が必要です。
せっかく行ったのに観たい景色が見えないとならないためにも、事前にいつ行くのがいいのかを考えて行動に移していくといいと思います!
イベントの開催時期
天候に関する時期はもちろん、世界各地で開催されるイベントやお祭りの時期にも、アンテナを張っておくのが必要です。
1年に一度だけある盛大な催し物、その時期その場所でしか行われない特別な行事、せっかくその場所にいるのに、時期がずれて立ち会えないのはもったいないものです。
各イベントの開催時期を踏まえ、ルート選びに組み込んでいきましょう!
海外旅行の持ち物に関しては、上記の記事が全て解決してくれます!是非ご参考に!
世界一周のルート選びのさいごに
「世界を一周しよう」いかがでしょうか。
今回の記事を読んで、あなたも世界一周の旅をしたくなったのではないでしょうか。
世界は北から南から西から東まで、国によってまるで違い、面白いことこの上ありません。
是非自身の目で世界の素晴らしさを感じてみてください。
皆さんのこれからの旅路が世界へ向かうものであると嬉しい限りですね!
ご愛読ありがとうございました!
まずは「行く」と決めて、それに必要な準備から始めましょう!