世界一周の始め方

オーストラリアを縦断しよう!車に乗って南半球の風に吹かれていこう!




オーストラリア大陸を縦断する、そんなことを考えたことはありますか?

まず皆さん、オーストラリアへ行ったことはありますか?

オーストラリアはワーキングホリデーの一番人気の国であり、比較的訪れている方も多いのでは?と思います。

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楽しいことがたくさん味わえるオーストラリア生活ですが、その中でもおすすめなのは車を使ってのオーストラリア縦断です!

縦断することで、”オーストラリア”という国が少しだけ見えるようになるかもしれません。

国は国、人は人、一つの場所に囚われず、たくさんのオージーに出会って、訛りの効いた英語を聞いていきたいですね!

オーストラリアでの車について

オーストラリアは、非常に広大な国であり、それ一つで大陸としての大きさを持ちます。

国土としての土地柄、車での移動が求められますが、逆に車があればどこにでも行けます。

オーストラリアに住むのであれば、旅するのであれば、なによりも大事なのが「車」かもしれません。

車があれば、ラウンドができますし、縦断もできます。

ラウンドとは

Round(ラウンド)、

文字通り、オーストラリアの国内を周回することです。

主に車で動き回ることを指してそう言います。

オーストラリアはその土地柄上、鉄道よりもなによりも、車で周ることに適しております。

道路が至るところに整備されており、普通の乗用車であっても、色んなところに向かうことが可能です。

もちろんオーストラリアを一周ぐるっとすることもいいかと思いますが、大変時間とお金も必要ですし、自身の体験談から言うと縦断がおすすめです!

オーストラリア縦断とは

オーストラリアには南北に走る「スチュアートハイウェイ」なる一本道の国道をひた走り、大陸を縦に端から端まで進むことを言います!

オーストラリアに来たからには是非やってみるべきことであり、心躍ることの一つではないでしょうか。

北の街・ダーウィンから南の街・アデレードまで、全長約4,000kmの道のりが待ち構えています。

オーストラリアには大きな山や海が行く手を阻むみたいなことはなく、あるのはただの一本道で、ただひたすらに次の町を目指し車を勧めることができるのです。

国道という名の一本道があり、その周りはただただ自然が佇むだけ、それゆえにまっすぐ目的地まで進んでいくことができます。

どこかの町からひたすら道なりにまっすぐすすめば、北から南まで縦断できてしまう、そんなシンプルな世界感がオーストラリア縦断には存在しているのです。

オーストラリア縦断のすすめ

オーストラリアを旅するなら、

オーストラリアでワーホリをするなら、

オーストラリアに行く理由があるなら、

是非一度は縦断してみましょう!

きっとあなたの心を揺さぶる出会いがそこには待っています!

オーストラリアの魅力は、その大地の上に多様性を重んじる空気が漂っていることです。

北から南まで、その土地でしか感じられない風があります。

オーストラリア縦断の魅力

オーストラリア縦断の魅力、それは、

ロマンと楽しさとスリルを一片に味わえること

に他なりません。

僕自身もオーストラリアを縦断した経験があるのでわかりますが、単純に車を運転するだけでは終わらないたくさんの出来事が発生します。

ときに車が不調をきかしたり、ときに居心地の良い街に出会ったり、ときに何日も天気を待ったり、予定通りには簡単にはいかない世界がそこにはあります。

日本だったら北海道から沖縄に行くのに、何通りものルートがあります。

それが、オーストラリアだったら一本のみなのです!

どんな旅人も、同じルートを使って南下や北上をすることになります。

同じ道であっても、そこには通る人それぞれのオリジナルの物語があるはずです。

上手くいくこともいかないこともふんだんにあるからこそ、旅人誰もの胸を弾ませてくれるのではないでしょうか。

オーストラリア縦断のルート

僕が実際にオーストラリアを縦断したときのルートが以下のものです。

全長約4,000kmの長く険しくも楽しい道のりがそこにはありました。

アデレード→ウルル→キングスキャニオン→アリス・スプリングス→カカドゥ国立公園→ダーウィン

上記のルートは基本的かつ大抵の人が通ることになるルートです!

そのルートの中で、基本的に絶対寄るべきは「ウルル」です!

地球のへそと呼ばれる、オーストラリア一の観光地です!

他にもキングスキャニオンやカカドゥ国立公園などの魅力的で有名な観光地もしっかりあります。

車でしか行くことのできない場所に行けるのも、車旅の醍醐味であります。

ポート・オーガスタやキャサリン、テナントクリークなどの町も居心地良く一度は町歩きしても良いかもしれませんね!

オーストラリア縦断の費用

僕は友人と2人で、セダンの車に乗ってアデレードからダーウィンまで北上しました。

ざっくり2周間の旅で、2人で約20万円程だったので、一人あたり10万円ぐらいを見といてもらえればいいかと思います。

ガソリン代や宿泊代、ご飯代、入場料、諸々を加味しても一人10〜15万円ぐらいで事足りるのではないでしょうか!

10万円を2周間で割れば、一日当たり7000円ぐらいのものです。

1日7000円で一生語れるような体験ができると思えば安いものではないでしょうか。

僕はそこまで節制に費やしての旅ではなかったですが、そこまで出費がかさんだ記憶もありません。

節約したいのであれば、やりようによってはいくらでも節約は可能です。

オーストラリア縦断の日程

オーストラリアを縦断するなら、2週間は基本的な日程として考えておいてほしいです。

もちろん最速を狙えば、走り続けて5日程で4000kmを走破することは可能です。

しかしそれだけでは、オーストラリアを楽しむ上ではもったいないとも言えます。

どこかの町に泊まっては出てを繰り返して、たくさんの町を満喫することこそ縦断の楽しみであります。

スチュアートハイウェイの途中には、立ち止まって見てみたい小さな町が至る所にあります。

ウルルやアリススプリングスはもちろんのこと、まだまだ知られざる魅力的な町があるので、ガソリンを入れるついでに立ち寄っているのもいいのではないでしょうか。

オーストラリア縦断の注意点

オーストラリアを縦断する際の注意点をお話いたします。

僕の経験談からも言えることですが、

どうすれば快適に過ごせるか

を考えていくのが、一番大切です!

車のメンテナンス

車のメンテナンスは、100%しておいて損はありません。

実際僕もスチュアートハイウェイを走り続ける中いきなりエンジントラブルに陥り、ポート・オーガスタでメカニックに出さないと直らない事態にまで発展しました。

その修理費も何百ドルとしましたし、予期せぬ出費に苛まれる可能性は誰だってあることでしょう。

車に詳しい人なら問題ないかもしれませんが、オーストラリアでは基本自分の車は自分で整備するしかありません。

4,000kmも旅をするのですから、愛情を持って車を労ってあげましょう。

カンガルーに注意

オーストラリアと日本で車を走らせていて一番違う事情は、

カンガルーが飛び出してくるか否か

にあるかもしれません。

オーストラリアには野生のカンガルーの飛び出し事故がよく起こります。

彼らは、動くものに反応して飛び出してしまうらしく、それゆえに走行中の車に体当たりするような形でぶつかりにいってしまうらしいです。

また、カンガルーの性質上、日中よりも薄暗い時間の方が事故が起こりやすいそうです。

実際に僕もカンガルーを轢いてしまった経験があります。

走行中、いきなりの衝撃が横から起き、なにかと思ってバックミラーを見たりして確認すると、路上にカンガルーが横たえているのが目に見えました。

仕方ないこととは言え、やはり申し訳なく、気分は良くないものです。

カンガルーを轢かないためにも、薄暗いときの運転は控えめに注意深くしましょう。

食料の確保

長い道中、思うように食材があるとも限りません。

向こう何百キロとスーパーがないエリアも少なくありません。

ただ”食べれるものがあればなんでもいい”みたいな人は特に気にならないかもしれませんが、食べ物一つも旅の気分を上げてくれる大事な活力源です!

自分の好きな食べ物は気分も上げてくれるものです!

いつでもどんなときでも、楽しく毎回の食事を食べれる準備を怠らずにしましょう!

ガソリンの確保

スチュアートハイウェイを走る中で一番気をつけたいのが、ガソリン補給のタイミングです!

ガソリンはこまめに入れましょう!例えさっき入れたばっかりであっても、です!

基本的にスチュアートハイウェイ上の町は何百キロ単位で離れており、ガソリンスタンドはその町にしかありません。

その町で入れなければ、次の町まで走らなければガソリンにはありつけないのです。

日本のように何十キロ単位でガソリンスタンドがある世界とは違います。

何度も入れる癖をつけておけば、道中ガス欠になる心配もありません。

どれだけ先を急ぎたくても、ガソリン補給だけは忘れずにやり続けましょう。

さいごに

「オーストラリアを縦断してみよう」いかがでしょうか?

オーストラリアはワーホリを始め、住むにも旅をするにも適した土地であります。

幸い僕たち日本人は、オーストラリアに行く権利もあれば、長く過ごすことも可能な立ち位置にいます。

この機会に是非オーストラリアへの切符を買ってみるのもいいのではないでしょうか!

皆さんのこれからの旅路がスチュアートハイウェイのようにどこまでも一直線に続くものであることを願っています!

ご愛読ありがとうございました!