セネガルを旅する魅力、あなたは知っているでしょうか。
「セネガルってどこ?」
「いやいやアフリカのサッカー強いとこでしょ」
ぐらいな方が大半かと思います。
今回は、そんな方々にセネガルの魅力をお伝えしたいと思います。
セネガルは日本人にはあまり馴染みがありませんが、実は非常に魅力に溢れた国なのです。
是非セネガルのことを知って、セネガルへ自分の足で行ってみてください!
セネガルについて
西アフリカへ行くなら、まずはセネガルがスタート地点です。
そう言い切っていい程、セネガルを選ぶ意味があります。
セネガルほど、西アフリカ旅のスタートにふさわしい場所はありません。
西アフリカに迷ったら、まずはセネガルを目指していきましょう。
セネガルとは
セネガルは、アフリカ大陸の一番西に位置します。
アフリカ大陸や周辺国の位置関係から、
「西アフリカの玄関口」
と呼ばれています。
優しいセネガル人の人柄や日本に馴染みのあるご飯があったり、アフリカと言えども過ごしやすいことでしょう。
セネガルのビザ
セネガルが「西アフリカの玄関口」と呼ばれる理由、それは入国ビザが必要ないからです!
この一点に付きます、と言ってもいいぐらいの利点があります。
基本的にアフリカ諸国は大抵の国で入国ビザが必要になっています。
その中でも西アフリカエリアは、ほぼ全ての国(15ヶ国程)でビザが必要になるのですが、唯一セネガルだけが日本人はノービザで入国できるようになっているのです。
航空券とパスポートさえあれば、セネガルには問題なく入国できます。
セネガルに入れたら、後は順番にビザを取得しながら進んでいけるので、最初のスタート地点としてセネガルは旅行者に多大な恩恵をもたらせてくれているのです。
セネガルの場所
アフリカ大陸を方角で分けたときに、セネガルが位置するのは西アフリカと呼ばれる地帯です。
その中でもセネガルは沿岸国に類する国土が海に面した国になります。
西アフリカエリアの中でもセネガルは西の果てに位置するため、セネガルを起点に東へ向かえば、自ずと順番に西アフリカ諸国を訪問しながら旅を楽しむことができるような位置関係になっています。
これが真ん中にあったりするとルート決めが大変ですが、端っこにあってくれるおかげでシンプルなルート作りに役立ってくれる訳です。
セネガルの地理的利点、大いに上手に利用していきましょう。
セネガルのご飯
セネガルのご飯が世界一好き、なんて旅人もいるぐらい、セネガル料理は美味しいです!
日本の料理や味付けに似て、米を主食とし、炊き込みご飯や丼ものみたいなメニューが多いです。
国民食であるチェブジェンは、魚からダシを取った炊き込みご飯であり、厳密な味付けは違うものの、その料理方法にどこか日本人は安心するものがあるでしょう。
他にもヤーサやマフェ、チューなど、カレーに似たようなメニューが沢山あり、どれが好きか迷うかもしれません。
それほどまでに、セネガル料理は日本人に合うのです。
是非現地で食べ比べてみてください!
セネガルの通貨
セネガルの通貨は、CFA(セーファ)と呼ばれる西アフリカ共同体が発行している通貨になります。
セネガルを含め、西アフリカ諸国8ヶ国で使用することが可能です。
西アフリカ諸国の大半が元フランス領だったこともあり、フランスの通貨のユーロのレートと連動しています。
時代背景や支配関係でレートや物価が関係しているのは、アフリカならではですよね。
1セーファ=0.2円で、1000セーファで200円、と覚えると買い物の際など計算しやすいかと思います。
セネガルの物価
物価はアフリカ諸国だけあって安いです。
その上、セネガル料理は日本人の舌に合い、どれを食べても美味しいこと間違いなしです。
一皿700〜1000セーファなので、140円〜200円ぐらいの金額感で、丼飯を食べることができます。
食事一つとっても、その美味しさに感動することでしょう。きっとお気に入りのご飯が出てくることでしょう。
セネガルの観光地
セネガルというよりは首都・ダカールですが、観光地と言うと、有名なのはゴレ島とラックローズの2つです。
一つは奴隷の歴史を持った世界遺産、一つはピンクの湖です。
一つは負の歴史への勉強を、一つは自然の不思議な体験を。
ゴレ島はダカールの港からフェリーで行くことができます。
世界を旅していれば、綺麗なだけではない世界の負の部分を目にすることもたくさんあります。
奴隷と貿易、という世界の悪しき歴史を現地で感じてみてください。
やはり人間誰しも、その場に行ってみないとなにも感じれないものです。
ラックローズ(ピンクレイク)は、公共交通機関ではあまり便がよくないので、何人かでタクシーをチャーターしていくのがおすすめです!
時期としては4月〜5月頃が一番濃いピンク色が見えるみたいです。僕が訪れたときは1月頃で、ピンク色に見えなくもないけど、感動はまあまあ、ぐらいの湖の色でした。
正直、そこまでハードルを上げずに訪れるのが、なによりのおすすめです。笑
そして、「アフリカ・ルネサンスの像」も一見の価値アリです!
ダカールにそびえ立つ巨大な像で、観光客を惹きつけるための名目で2010年頃に造られたみたいです。
ダカールの海沿いの場所に堂々と存在感強く、街のシンボルとしてそこにあり続けています。
これは初めて見る人はびっくりするぐらい大きい像ではないかと思います。
僕自身もなんの予備知識もないまま目にして、「何あれ??でかっ!!」ってなった初見の驚きを覚えています。
僕はでっかいものを見るのが大好きなので、遠くから見たり近くから見たりして、ほえーって感動していました。
是非皆さんも一度は足を運んでみてください!
セネガルの宿
セネガルの宿なら、ダカールの日本人宿「和心」がおすすめです!
僕も妻と一緒に2回お世話になっております。2016年と2020年の2回です。
本当に居心地がいい宿で、原田さん家族が織りなす優しい雰囲気に、癒やされない人なんていないのではないでしょうか。
きっと訪れた人みんなが好きになる、そんな宿が和心です。
旅の途中、ここで食べることができる日本食に感動した人も少なくないでしょう。
セネガルの移動
セネガルの移動は、町中は基本バスかタクシーが使い勝手が良いです。
特にバスは基本的にダカールの街を巡回しているので、番号さえ覚えればどこへだっていくことができます。
長距離移動はセットプラスと呼ばれる7人乗りのワゴンが主流で、乗り心地は極めて悪いです。
ただでさえ狭いスペースに押し込まれ、座席のクッションもない中で悪路を走ります。
はっきり言って拷問レベルです。
ただただ耐えるだけの時間がそこにはあるかもしれません。
それもセネガルならではと切り替えて、楽しめるといいですね!
さいごに
「セネガルの魅力」いかがでしょうか。
西アフリカにありながら我々を魅了してやまない魅力がそこにはあります。
是非ご自分の足で、その地へ行ってみたください!
きっとそこには果てのない感動が待っているはずです!
ご愛読ありがとうございました!