はじめに
皆さん南極への旅行に興味はありませんか?
南極は七大陸の一つを有する巨大な大陸であり、海と氷の世界がそこにはそびえています。
世界の果て、地球の南に位置する南極大陸、一生に一度は行ってみるのを考えてみてもいいのではないでしょうか?
人が住むのを拒むかのように氷と海に囲まれた世界、そこには野生の動物の営みがただただ繰り返されています。
南極大陸には、世界のどこに行っても見ることのできない唯一無二の景色があります。
南極旅のすすめ
世界を旅行するのなら、その大いなる目的地として、僕は南極旅行をおすすめします。
理由としては、
南極ほどの迫力を持った世界は、地球上どの場所にも存在しないから!
です。
南極は、他のどの大陸とも違います。
そこに海があり、氷山があり、クジラが潮を吹きジャンプし、ペンギンが至る所に溢れ、アザラシが懸命に生きている、そんな自然界の営みの象徴をその目に焼き付けることができるのが南極です。
南極へ行くべき理由と行かなくてもいい理由
南極へ行くべき理由と行かなくてもいい理由を考えてみましょう!
例えどれほどの目的地であったとしても、自身にとって意味がなければ行く必要はありません。
それでは、行くべき理由から見ていきましょう
南極へ行くべき理由
南極へ行くべき最大の理由は、
地球の圧倒的な存在感を感じれること
それが一番ではないでしょうか?
それでは、順番に見ていきましょう!
見たこともない景色を見ることができる
南極大陸へ行く最大のメリットは、
南極大陸でしか見ることのできない景色を見れること
もうそれしかありません!
あるのはただただ雄大に我々を迎える圧倒的な自然、それのみです!!
海があり、そこに生命が生きている、その何十万年と続くサイクルの一部をただただ目に焼き付けることができるのです。
特段ド迫力の瞬間があるわけではないかもしれませんし、特段人生を変えるような出会いがあるわけではないかもしれません。
「なにもない」、その場所に居合わすことのできる幸福を感じれるのではないでしょうか。
世界の最果てに行ける
地球に生まれたのなら、”世界の果てに行ってみたい” そう思うのが人類の常ではないでしょうか。
日本から長い時間をかけ、飛行機などのたくさんの移動手段を確保し、やっとの思いでたどり着けるのが「南極」という地です。
氷に覆われたその大陸が醸し出すオーラは、世界の果ての称号にふさわしいものがあるでしょう。
どれだけ文明が進化しようと、自然が織り成す”ただそこにある美しさ”には、なにも敵いません。
”今自分は地球の果てにいるんだ”と思える所に、南極へ来る意味も生まれてくるのではないでしょうか。
7大陸を制覇できる
世界には7つの大陸があるのをご存知でしょうか?
旅人である以上、どうせなら世界にある大陸全てに行ってみたいと思うものです。
アジアやヨーロッパは比較的訪れることも容易です。
順当に行けば、7大陸中6大陸は何の苦もなく訪れることになるでしょう。
ただ、その中で恐らく一番最後に残るであろう大陸が、南極大陸です。
理由は簡単で、”行く難易度が高いから”に尽きます。
その難易度は端的に言えば、やはり金額の部分が大きいです。
現状一番安いクルーズを選んだとしても、10日間の日程で約40~50万円はするでしょう。
なかなか一個人がパッと出せる金額ではありません。
時期や天候、アクセスなどはなんとでもなります。しかし、お金だけはなかなか簡単には調整できなかったりするものです。
それでも、「世界にある大陸全てを制覇したんだ!」と誇れる事実は、旅人の心を焦がせる存在としてあり続けるのではないでしょうか?
南極へ行かなくてもいい理由
南極へ行かない理由を挙げても意味はないかもしれません。
ただ確実に、南極に行かなくてもいい理由も存在します。
行かないことで死ぬわけでもありませんし、極上の景色が見れないわけでもないかもしれません。
そんなデメリットな部分を理解しても、尚南極へ行きたい人が増えていくことを願っています!
劇的な景色が見れるわけでもない
南極は、もちろん絶景の連続が目にできる地です。
高いお金を払っていく価値は存分にあると僕は思います。
とはいえ、そこにあるのはあくまで”ただただ途方も無いほどの自然”です。
基本的には、海や氷山や島があり、ペンギンがいたりアザラシがいたり、圧倒的な自然達がたくさんの風景を見せてくれます。
贅沢なことを言ってなんですが、劇的な狩りの瞬間が見れるわけでもないですし、迫力あるシーンが目に飛び込んでくるなんてことも基本はありません。
その時間の中で、なにもさして代わり映えしない光景に若干飽きを感じてくる人もいるかもしれません。
価格が年々値上がりしている
僕が南極クルーズの話を知った8年前ぐらい(2013年前後)は大体30万円ぐらいで最安チケットが購入できると言われていました。
しかしそれが今では40万円、50万円とどんどん価格が上昇しています。
もう今となっては30万円のチケットなど買うことは不可能と言ってもいいと思います。
その理由として、
・オンラインでラストミニッツを購入できるようになってしまった
・中国を始めとする富裕層が高い金額でも購入するようになってしまった
の2点にあります。
昔はラストミニッツと呼ばれる、「締め切り間近の最後の空室を安く売り出しますよ!」とのセールが現地の代理店で行われていました。
それゆえに南極クルーズ希望者は、自分の足でウシュアイアという南極クルーズのスタート地点のある街に行き、何度も代理店に足を運んでいたわけです。
その南極クルーズのお決まりの光景も、オンライン決済の波により世界中から購入可能になり、わざわざ直接現地で買う必要がなくなってしまいました。
つまり、昔は現地に行って買うしかなかった最安のチケットをネット一つで買えるような世の中になってしまった現実があります。
そして金額が高くなろうとも買う人が現れる以上、クルーズ会社は値段を下げることはしないでしょう。
つまり、
この先クルーズ代金が高くなることはあっても、安くなることはまずないだろう
ということです。
いつのときも”今”南極へ行くすすめ
行くなら今、
それがいつのときも南極大陸への行くタイミングです。
行きたいと思ったら、そのときこそ南極へ行くベストタイミングに他なりません。
どんどん値上がりしているクルーズの代金然り、地球温暖化で溶けている氷然り、今見ることができる景色もやがて変化していきます。
後に伸ばせば伸ばすほど、南極へ行く道は遠ざかります。
僕は8年前に南極クルーズの金額を聞いたとき、予算的にも”行けない”と思い、南極に行くことを選択しませんでした。
結局その7年後ぐらいにもっと高い金額を払って南極に行くことになるのですが、自分にとってはそのときが一番ベストのタイミングであったと思います。
南極に行きたい理由や南極に焦がれる気持ちが、自分の中にしっかりと確立していたからです。
振り返れば”あのとき行っておけばもっと安かったな”と思ったりもしますが、大事なのは行く人自身の”気持ち”や”タイミング”だったりします。
高いお金を払っていく以上、自分の行きたいタイミングで旅に出るのがベストです。
中途半端な思いでクルーズに乗っても、大した感動も得られずに帰路に就くことにもなりかねません。
南極への思いがわかないときはわかないままに、湧いたときのために時間やお金は取っておくのがいいのではないでしょうか。
さいごに
「一生に一度は行きたい南極への旅のすすめ」いかがでしょうか。
南極は、全旅人におすすめしたい極上の目的地です!
皆さんが少しでも南極に興味を持ってくだされば幸いです。
そして、これからの皆さんの旅路がどこまでも平穏無事であることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!