”世界で一番食べられているものはなんだろう?”
旅をしていると、そんななんでもない大いなる疑問が湧いたりもします。
今回はそんな自身の疑問と体験談から、「世界で一番食べられているもの」のテーマでお話させていただきます。
世界中の人々が生きていく上で欠かせない「食」について理解を深め、今後の旅が楽しくなる糧にしていきたいものですね!
世界で一番食べられている食べ物
当たり前のように僕たちは毎日なにかしらのものを食べます。
食べることこそ、生きることに直結しているものはありません。
食べなければ生きてはいけませんし、地球上の誰もが食べ物とは密な関係にあるとも言えます。
それはどこにいても老若男女何人であろうと関係なく、全てのヒトという生物は”食べて人生を繋いでいる”と言っていいでしょう
世界で一番食べられている主食
それはやはり小麦でしょう。
米ではないところが面白いですね、日本人は米が主食ですが、世界は小麦が主流です。
とはいえ、日本人もかなり小麦が主食になってきているかもしれませんが、小麦に関してはもはや主食の括りに収まらないぐらい至る所で使われています。
もしかしたら世界中で一番消費されている”もの”と言っても過言ではないかもしれません。
パン、パスタ、麺、ほとんどの主食に使われているのが小麦です。
世界三大穀物として「米・小麦・トウモロコシ」が挙げられており、基本的にその3つのものに関わるものが世界の人々の主食となっています。
ここであえて小麦と言ったのは、”なにが食べられているのか?”の部分に着目しているからです。
パンやパスタは調理法の一つに過ぎず、元を正せば全ては小麦です。
それを考えれば、いかに世界中で小麦が食べられているのか想像できるのではないでしょうか?
昔から米を主食として育った日本人も、今では色んな穀物を主食として食べています。
日本人としては、やっぱり”米”と言いたいところですが、今となっては沢山パンや麺を食べる方はたくさんいますし、主食一つも既存のものとは変わっていっています。
世界で一番食べられている野菜
これはなんでしょう、玉ねぎかトマトでしょうか。
それこそ世界中で食べられている2大巨頭です。
もう大体の料理になにかしらの形で入っています。
玉ねぎは和食でも洋食でもなんでも合いますし、日持ちもよく、先進国でも途上国でもよく使われている印象があります。
それこそ世界を回しているかもしれませんね!
トマトも同様です。
サラダにスープに缶詰めやケチャップなど、沢山の用途でつかわれています。
あとは、野菜と言えるか主食と言えるか微妙ですが、じゃがいもも世界中で消費されています。
日本では野菜に分類されていますが、国によっては主食ともなり得るものでもあります。
とはいえ、じゃがいもは野菜よりも、もはやイモ類で分けたほうがいいかもしれません。
世界で一番食べられている果物
これは問答無用でバナナでしょう。
バナナが売ってない国を僕は知りません。
文字通り、世界中どこにでもあります。
バナナほど、安全を届けてくれる食べ物は他にないかもしれないです。
個人的に思うのですが、バナナほど完璧な食べ物ってないのではないでしょうか?
美味しい、安い、安全(虫が湧いたりしない)、そのまま食べれる、エネルギーたっぷり、などなど。
完璧な食材と言っていいでしょう。
そりゃ世界中で愛されることも納得です。
世界で一番食べられている卵
それはもう鶏の卵です。
どんな国のどんな田舎に言っても鶏卵は売っています。
逆にどうやって毎日世界中で売れる量の卵を生産しているのだろうか、心配になるぐらいです。
どれだけのニワトリが卵を産んでいるのでしょうか?
旅中ふと目にする大量の鶏卵を見るたび、気が気でなりません。
鶏卵は地球のスーパーフード。
大事に食べて、鶏への感謝も忘れずにいたいものですね!
世界で一番食べられている肉
これはズバリ、鶏肉です。
データで出しても間違いないでしょうし、個人的に旅をしていても感じます。
日本では基本的な肉のレパートリーは牛・豚・鶏でしょう。
まあ海外もだいたい同じです。
そこに加えてラム(子羊)も加わるといったところでしょうか。
その中で世界中誰もが食べる(食べることができる)のが、唯一の鶏肉です。
例えば牛や豚は宗教的に食べない人はたくさんいます。こればっかりは仕方ありません。
国によっては牛や豚よりも鶏が高級な国もあったりしますし、鶏料理が最高峰の振る舞いフードの国もあります。
鶏肉によって世界の肉事情は支えられているのかもしれません。
世界は鶏肉によって支えられている
そう言い換えてもいいでしょう。
食べ過ぎな日本人
世界で食べられている食材をお話したところで、思うことがあります。
よくよく考えると、我々日本人は毎日とんでもないほどの量の食べ物を食べているのではないでしょうか?
毎日お腹がしっかりと膨れるまでご飯を食べることができる環境が日本にはあり、3食食べることが基本となっています。
豊かなことはもちろん大切なのは承知ではありますが、なにごとも”過ぎ”は良いものではありません。
これほどまでに食文化が発達し、なんでもかんでも食べることのできる民族は他にいないのではないでしょうか。
今では、コンビニでもファーストフード店など、どこでも好きなものを食べることができる仕組みが日本には整っています。
その便利さゆえに大きな弊害も生まれてしまっていることにも目を向ける必要があるのではないでしょうか。
ロストフードは大きな日本の問題です。
子供の頃から言われてきた「残したらダメ」の感覚はどこへ行ってしまったのでしょうか?
”残すことを良しとしない”文化よりも、”必要な分だけしっかりと食べる”文化が定着して欲しいものです!
糖尿病も日本人の5人に一人が発症している社会問題となっています。
街を歩けばわかるかと思いますが、至る所に”美味しそうなお店”はたくさんあり、日々我々を誘います。
このままの食生活を日本人が続けていくと、肥満大国にはならないにしても、健康とは程遠い人達が多く表れてしまうかもしれません。
”食”は人生の喜びの一つでもあるので、美味しいものを存分に食べるのもいいですが、食に対する考え方も変えていかないといけませんね。
さいごに
「世界で一番食べられているものは?」についての話、いかがでしょうか?
食と健康は繋がっており、食を知ることで健康にも気を遣え、世界を見て周る楽しみがまた一つ増えるかもしれません!
世界を周る中で、たまには食べ物について考えるのも面白いのではないでしょうか?
皆さんのこれからの旅路が素敵な食べ物に出会える旅であることを願っています!
ご愛読ありがとうございました!