はじめに
皆さんは旅の中でどれだけ世界遺産に行かれていますか?
興味ある人もない人も、場合によって「行く・行かない」は様々でしょう。
世界遺産自体も、素晴らしいものからちょっと微妙なものまで内容は様々です。
僕は世界遺産と聞けば、ひとまず足を運ぶようにしています。
すごそうならもちろん行きますし、どれだけしょぼそうでも一旦は行こうと試みます。
今回は、そんな世界遺産ハンターとでも言うべき僕が選ぶ「行ってよかった世界遺産ランキングTOP50」を紹介します。
50個を一気にお話しするのは長くなってしまうので、5回に分けて10個ずつお話させていただきます。
皆さんの旅の思い出の振り返りや今後の旅先の参考になれば幸いです。
行ってよかった世界遺産ランキング30位〜21位
今回はランキング30位〜21位を紹介します。
実際は50では収まらないぐらいの数の世界遺産を訪れています。
その中から自分の主観的な好みでランキングをつけています。
明確な審査基準はなく、自分の直感によるものなので、その辺りはご了承いただければ幸いです。
それでは、お楽しみくださいませ!
30位:サン=ルイ島 (セネガル)
世界遺産と聞いて来たものの、そこにあるのは「貧しい暮らし」でした。
実際サン=ルイには歴史的な街並みも残っており、その部分が世界遺産とされ、比較的栄えている印象です。
しかし一つ川を挟めば、そこはもう世界遺産とは関係なく、ただただ貧しく暮らす人々の姿がありました。
世界遺産の「光と闇」を垣間見た瞬間でもあり、非常に心に残っています。
29位:ヴィクトリアの滝 (ザンビア・ジンバブエ)
滝ある所に虹あり。
ヴィクトリアの滝の放水量は半端ないです。
もう遠くから水煙が見えるほどです。
僕が行ったのは7月辺りで水量のピークではありませんでしたが、それでも圧倒されるぐらい水まみれでした。
ただの滝とは言え、迫力があるとやはり違います。感動が押し寄せてきます。
是非また最大の水量のピークシーズンに訪れて、本気のびしょ濡れになってみたいと考えています。
28位:パリのセーヌ河岸 (フランス)
”華やかさ” で勝負したら、パリに右に出るものはいないのではないでしょうか。
世界中にきらびやかな町や美しい街はたくさんありますが、その第一人者はやはりパリです。
セーヌ河と歴史ある建造物が織りなす景色は、風情とオシャレが融合したかのような雰囲気を醸し出しています。
エッフェル塔も凱旋門もシャンゼリゼ通りも、その全てが”華やかさ”に繋がっており、「全ての女子の憧れ」とも言われるぐらい素敵に輝き続けるのでしょうね!
27位:グアナファト歴史地区とその銀鉱群 (メキシコ)
メキシコの美しくカラフルな町の代表、グアナファト。
この街の風景は、なんで見ても飽きることはありません。
実際僕は5日ぐらい滞在して、毎日展望台から街全体の景色を眺めていました。
ガイドブックの受け売りではなく、僕自身の心から「美しい」が発信されていました。
昼間も夕焼けも夜景も、どの瞬間のグアナファトも目に焼き付けて保存しておきたいですね!
26位:古都シーギリヤ (スリランカ)
写真を見てわかるように、ポツンとそびえる一枚岩、シーギリヤロック。
頂上には古代の王朝シーギリヤが栄えていた、とされています。
今でこそ階段があり登り降りは楽にできますが、”その時代によくやっていたなー”と現実的な感想を持ったものです。
いつのときも我々は、歴史を文章でしか知ることができませんが、想像するとその歴史の凄さを思い知らされます。
確かに頂上からの眺めはかなり気持ちいいので、そこに王国を作りたくなる気持ちは非常に共感できます!
25位:クスコ市街 (ペルー)
クスコの街から見た空の近さは、忘れることはありません!
「こんなにも空は青く、こんなにも空は近いのか!」と心を弾ませたものです。
インカの世界の街並みがまだ現代に残っていることを感じさせてくれる風景も、我々の探究心を包み込んでくれることでしょう。
赤茶色の屋根の街並みも美しさを感じさせ、石畳の道路も異国情緒を漂わせてくれたものです。
メルカドでインディヘナのおばちゃんから買った訳わからんお菓子とペルー独自のインカコーラで過ごす時間は、かけがえのない時間であったと言えることでしょう。
24位:ルクセンブルク市:その古い街並みと要塞群 (ルクセンブルク)
男なら誰もが好きであろう要塞都市、ルクセンブルク。
「かっこいい」をそのまま絵にしたような古き要塞の街並みがそこにはあります。
どこを歩いていても、”ワクワクのパワーが湧いてくる” とでも言いましょうか。
要塞にテンションが上がる僕の感覚、男性の方はわかってもらえたら幸いです。笑
女性の方も、ちょっとは共感してもらえたら嬉しいです。笑
23位:自由の女神像 (アメリカ)
アメリカはニューヨークが放つ自由の象徴、自由の女神。
他は知らなくても、これだけは抑えておきたい定番中の定番。
子供の頃からテレビで見て知っているものゆえに、実際にその目で見ると、やはり感動します。
と同時に自由を求める人々のパワーももらえたように思います。
高々と上げる右手、書物を持つ左手、凛として佇むその姿、どうしてこんなにも人々を引き寄せるのでしょうか。
22位:厳島神社 (日本)
日本の世界遺産からランクイン。
海と神社がうまく融合している場所なんて、世界のどこにもないのではないでしょうか。
厳島神社の特別さ加減は、言うまでもなく他の神社とは一線を画すことでしょう。
潮の満ち引きで見れる景色が変わったりと、ここでしか見れない空間はその神聖さをより際立てます。
僕が訪れたときは、そこで結婚式を行っているカップルもいたりして、日本人にとっても特別な場所であり続けるのでしょうね。
21位:マラケシュ旧市街 (モロッコ)
- ジャマエルフナ広場の文化空間
マラケシュの凄さは、そこにいる人々の活気にあります。
マラケシュの心臓部分であるフナ広場に、その真髄は表れます。
昼間の広場も充分人は多いですが、夜のなるとその凄さは度肝を抜かれるぐらい本領を発揮します。
これでもか、というぐらいの人が広場に溢れかえります。
その場にいる自分もテンション上がるくらい、毎晩お祭りのような雰囲気が広場を包みます。
色々と時代の変化で世界は変わりますが、”この景色はいつまでも続いてほしい” と思った景色の一つです!
さいごに
「行ってよかった世界遺産ランキングTOP30位〜21位」いかがでしょうか。
皆さんの行ったことのある所や興味のある所、好きな所はあったでしょうか。
5回に渡ってランキングを紹介していくので、次回以降も楽しみにしていただけたら幸いです。
皆さんのこれからの旅路が愉快で素敵なものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!