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海外と日本のクリスマスの違い!一年に一度の大切な日は誰と過ごす?




「クリスマス」

皆さんはどのように過ごされるでしょうか?

家族と、恋人と、友達と、一人で、人それぞれ過ごし方があるかと思います。

日本ではメディアの影響もあってか、クリスマスはどこか「恋人たちの日」みたいな立ち位置になっています。

それは海外ではどうでしょうか?日本と同じなのでしょうか?

その疑問に対する答えを、海外を渡り歩き各国のクリスマスを見てきた僕がお話いたします。

海外と日本のクリスマスの違い

基本的にクリスマスは、

海外は家族、

日本は恋人、

と過ごす日とされているかと思います。

特に欧米ではその傾向は顕著で、祝日の中でも一年の中で最大規模の形で大切にされているのがクリスマスです。

日本で言うとお正月の年末休みが、欧米だとクリスマス休暇との位置づけになっています。

海外のクリスマス

「家族」で祝う

クリスマスに関しては、海外では「恋人」のイメージは全く無く、むしろクリスマスは「家族」で過ご日とされています。

僕が旅中にロンドンのシェアハウスに泊まらせてくれていたフランス人の友達も、クリスマスばかりはフランスに帰るとのことで、もう”絶対的な行事”感が強かったです。

日本でいうお正月に当たりますが、お正月よりももっと厳粛にみんな実家に帰るイメージです。

みんなで集まってすることは、簡潔に言うと「パーティーするなりしてごちそうを食べる」という所になるでしょうか。

その当たりの祝い方自体は、日本も海外も一緒かもしれませんね!

ただ本場の欧米の方が、”家族で過ごす色”が強いことは確実です。

ヨーロッパの方にとってのクリスマスは、一年のサイクルの中でも、なによりも大事な行事であることを実感したものです。

街に全く人がいない

クリスマス当日の25日は、欧米では街に全く人がいません。

本当にゴーストタウンレベルで人がいません。

僕はイギリスやオーストラリアでクリスマスを過ごしたことがありますが、日本人からしたら”こんなに休むものなのか!”ってぐらいなにもやっていないびっくりしました!

店という店は閉まっており、交通機関もなにも動いておりません。

本当にみんな家で家族と過ごす日という位置づけなのでしょう。

その日ばかりは家族団欒で過ごすのが、一番の幸せなのでしょうね!

プレゼントはクリスマスツリーに

この点は一つ大きな違いですが、欧米でのクリスマスプレゼントは枕元でなくクリスマスツリーの植木鉢に置かれています。

また、欧米ではプレゼントを渡し合う文化も根強くあり、サンタから子ども達にだけでなく、家族や友達などからお互いに渡したり渡されたりなんてこともあります。

そのもらったプレゼントをクリスマスツリーの根本に置き、クリスマスの当日、もしくは次の日の26日に開けたりするそうです。

ちなみに26日は欧米ではボクシング・デーと呼ばれる祝日になっており、クリスマスプレゼントのボックスを開ける日(=Boxing(ボクシング:箱を開けるの意味))とされています。

日本のクリスマス

お正月ほどの「絶対感」はない

絶対感、それは何かと言いますと、

「国民的な認識としての祝日かどうか」

といった部分になります。

海外でのクリスマスは、国全体で休むかのごとく、絶対的な意味を持つイベントされています。

国民の祝日とされているかどうか、の点でも同じようなことが言えます。

日本ではクリスマスも立派なイベントですが、国民の祝日になっている訳ではなく、個人間で自由に過ごすものです。

海外ではクリスマス当日を含め、次の26日も並んで祝日になっていることも多く、その日に公的ななにかをしてもなにも動かないことを誰もがわかっているぐらいの大きな出来事です。

いかに一年の中でも重大なイベントなのかわかることでしょう。

恋人同士で祝う

日本でのクリスマスは、恋人同士で祝う日とされています。

普段は忙しくても、クリスマスだけは恋人と過ごしたい、そんな人もいることでしょう。

日本では、世間公認の”カップルで過ごす日”の認識が強いように思います。

恋人同士でどこかへ出かけたり、夜景やイルミネーションを見てデートをしたり、素敵な時間を過ごすことが推奨されているかのような扱いでもありますね!

一年のうちで一番”ロマンチック”の言葉が似合う日であり続けることでしょう。

イブの方が盛り上がる

クリスマスの相場は、もちろんクリスマス当日の25日です。

ですが、日本では当日よりもどちらかというと24日のクリスマス・イブの夜こそが本番なイメージがあるのではないでしょうか。

クリスマス・イブからクリスマスにかけての時間が一番大切にされている感じがします。

祝日となっていない日本では、24日の夜のほうが、次の日クリスマスで休みがあるって場合があるかと思うんで、自ずと人々もイブの夜こそ恋人と過ごしたいってなるのでしょうね!

街に人もロマンチックさも溢れている

街にも人が溢れ、恋人たちで溢れているかのような雰囲気でいっぱいです。

イルミネーションもキラキラと光り、恋人たちを包み込むような音楽が流れ、街行く人々もどこか楽しそうです。

クリスマスばかりは、誰もがロマンチックに過ごすことこそが楽しみ方とも言っていいのかも知れまえん。

日本では海外ほどカップルが堂々とイチャイチャするのが良しとされていない風潮も依然としてありますが、クリスマスはそんなこともお構いなしで過ごせるのはいいイベントですよね!

プレゼントは枕元に

日本のクリスマスの象徴はやはり、枕元へのクリスマスプレゼントでしょう。

子供の頃にサンタさんにプレゼントをお願いした人もたくさんいることだと思います。

24日のクリスマスイブの日を楽しんで眠りにつき、25日の朝起きると枕元にプレゼントが置かれている恒例のイベントです。

なんとも素敵なイベントで、僕自身も小さな頃ワクワクしていたものです。

実はこのプレゼントが枕元にある当たり前のことも、海外では必ずしもそうではないらしいです。

プレゼント文化はあるものの、サンタさんから子供にだけでなく、大人であっても各々で渡し合うものだったりするみたいです。

世界中のサンタさん、毎年感動をありがとうございます!

さいごに

以上が僕が実際に見て感じてきた「日本と海外のクリスマスの違い」になります。

同じクリスマスでも、日本と海外で違いがあることがおわかりいただけたでしょうか。

やはり「家族」か「恋人」か、その部分が一番大きいように思いますね!

日本と海外で全然違う過ごし方をするのはなんだか面白いものです!

世界中にあるクリスマス文化、いつのときも大切にしていきましょう!

ご愛読ありがとうございました!