はじめに
旅にトラブルは付き物、でも誰だってトラブルには遭遇したくはないものです。
僕自身5年間の旅路でたくさんのトラブルに遭遇しましたし、トラブルに遭遇した旅人にも会ってきました。
その中で、「あー、この人はトラブルに遭うべくして遭ってしまったんだなー」と思ってしまう人はいます。
海外でのトラブルは日本とは勝手が違うので、どれだけ身構えていても避けるのが難しい場合もあります。
今回は僕が見てきた旅人の中で、トラブルに遭いやすい人の特徴5選を発表します。
自分への戒めも込めて、当てはらないように気をつけていきたいものです。
トラブルに遭いやすい人の特徴5選
それでは、「トラブルに遭いやすい人の特徴」を5つ見ていきましょう。
これから説明するものは、至って普通のことです。
けど、それができていないがゆえにトラブルに巻き込まれてしまう人はたくさんいます。
「自分の身は自分で守る」を徹底して、楽しい旅を続けていきましょう!
周りの状況を見れていない人
これは本当にトラブルに遭う人によくある兆候です。
簡単に言うと、
”自分が日本人として異国の地にいる”
と客観的に見れていない人です。
我々はどれだけ目立たないようにしていても、海外に行けば絶対に目立ちます。
まず周りに人がいることを、海外では尚のこと意識しましょう。
海外は日本とは違います。自分を襲おうと考えている人がどこかにいる可能性は、確実に日本より高いです。
どれだけの危機管理能力をもって街を歩けるかが重要です。
“自分は大丈夫”と思っている人
こちらも何度もトラブルに遭う人に見られがちな特徴の一つです。
「まあ大丈夫でしょ」精神が多い人でもあります。
”海外では過剰なくらいに安全に行動する” のが旅での鉄則です。
自分の身を守ってくれるのは自分しかいません。
“自分だけは大丈夫”、なんて思っていたらきっと痛い目に遭います。
そんな気楽な考えは通用しません。
起こるトラブルは、いつのときも起こるべくして起こっているのです。
“ちょっとぐらいのスリリングが合ったほうが面白い”と思っている人
次は、どこかスリリングな武勇伝を話す人にありがちな特徴です。
確かに「危機一髪!」といった日本でできない経験は、話のネタにはもってこいです。
しかし、それが故により大きなトラブルに巻き込まれては元も子もありません。
”怪しい人や怪しい場所には決して近づかない”
それこそが基本に忠実ですが、安全に旅を続けるコツです。
スリリングな思いをするよりも、宿で仲間と共に穏やかに時を過ごしましょう。
トラブルに合ったときの大変さを味わっていない人
こちらは、”経験してないがゆえに学べていない人” とも言えます。
得てして旅人という生き物は、いつのときもトラブルに遭ってしまうものです。
何度も途方に暮れるようなトラブルを経て、経験値を貯め、どんどんたくましくなっていくのでしょう。
それが故に、
”熟練の旅人はトラブルに遭いづらくなる”
といった特徴もあったりします。
経験として、自然と起こり得るトラブルを避けられるようになるからです。
どうすればトラブルに遭遇するか、それは旅を続けながら肌感で感じ取っていくしかないかもしれません。
一度した経験から学ばない人
最後は「またトラブル?」ってなってしまう人です。
悲しいことですが、何度もトラブルに巻き込まれてしまう人も一定数存在します。
それはトラブルが起こる運によるものはもちろんありますが、それを起こすだけの隙きを見せてしまっているのも事実です。
この類の人は、性格的にトラブルに遭っても仕方ないのかなーとなってしまいますが、性格ゆえに直すのも難しいのだとも思います。
旅をしていれば大小関わらず多少のトラブルは誰にでもあります。
そして、その一度のトラブルからたくさんの学びや気付きを得ることでしょう。
だからこそ、旅をする度に旅人はたくましくなるのだと思いますが、学ばないことには成長もありません。
旅に限らず、いついかなるときも、経験から学ぶことが人として大切なことであるのだと思い知らされます。
さいごに
僕が考える「旅先でトラブルに遭いやすい人の特徴5選」いかがでしょうか?
もし一つでも当てはまる節がある人がいたら、是非次の旅からは気をつけていただければと思います。
多少のスリリングは人生にはあってもいいのかもしれませんが、旅は穏やかなのが一番です。
なにもなかったね、と笑えるのがいいのではないでしょうか。
願わくば、皆さんのこれからの旅路が笑顔で溢れるものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!