皆さんは旅の中で家計簿をつけていましたか?
旅家計簿とは、ズバリ”旅の家計簿版”を指します。
”旅はたくさんしたいけど、節約もしないといけないしなー。”
”どうやったら旅でのお金を管理できるかなー。”
そうお悩みの方に向けて、今回は僕が旅の中で実践している「家計簿をつける」ことを推奨します。
家計を管理する主婦的なことを連想されるかもしれませんがが、旅家計簿をつけることは旅の道筋をとても明確なものにしてくれます。
是非その効力に触れていきましょう。
旅家計簿とは
旅家計簿とは、文字通り旅に関する全ての金額等を書き込んで管理する家計簿のことです。
旅の中でかかる諸々のお金(食費、移動費、宿代、アクティビティ代、ビザ代など)を自分で把握するためのものです。
パソコンがある方は、Excelで作成すると計算等もやってくれてより使いやすいかと思います。
パソコンがない方は、iPhoneだったらメモ帳アプリに打ち込んでいくだけでもいいです。
とにかく、日々の収支を言語化して洗い出していくことが大切です。
やはり人間、ちゃんとした数字になることで、現実をリアルに受け止めていくことができます。
旅家計簿を勧める5つの理由
なぜ旅の中で家計簿をつけるのか?
なぜそんな小さな計算をチマチマやる必要があるのか?
結論それは、旅は小さな一日の積み重ねであるからです。
どんなに壮大な旅物語も一日一日の行いの果てに組み立てられていくものです。
お金もそうです。
どのようにすれば充実したお金の使いみちを選んでいけるのかは、日々の自分の心構えによるものなのだと思います。
それでは具体的に、旅家計簿を勧める5つの理由を見ていきましょう。
その国での一日に必要な額が把握できる
国ごとに物価が違うため、一つ一つの工程にかかる金額は変わります。
毎回の食費からちょっとした移動まで、一つ一つは小さくても積み重ねれば大きく差がでます。
家計簿をつけて収支を把握することで、だいたいその国で一日に必要な額がわかるようになります。
旅のペースを形作るためにも、この国で一日いくらかかるのか、はいつ何時も意識していきましょう。
安心感が湧く
お金は旅の継続と切っても切り離せないものです。
だからこそ、毎日しっかり計算して、心に余裕や安心を持てるようにしましょう。
なににどれだけ使ったのか?を自分で把握できているだけで、不思議と安心感が湧きます。
”今日はこれだけ使っても大丈夫”といった日々の予算の組み立てが、旅を上手に形作っていってくれるのです。
後で振り返ることができる
家計簿の利点、それは文字にして形に残すことで後で振り返れることです。
自分のお金が思うように減っていないとき、どこでどう使ったんだっけ?となることは旅の途中何度もあります。
そんなとき、旅家計簿があれば、自身の行動を振り返ることができます。
やはりお金関係は、どうなったか気になると、解決しないことには気持ち悪いものです。
毎日色んなことが起こる旅の中で、一つ一つのことを覚えておくことは不可能に近いので、書き起こしておく作業は毎日しておきたいですね。
日記代わりにもなる
旅でのお金の動きは、そのまま自分の旅の行動そのものです。
つまり、お金の動きを追えば、その日一日の自分の行動を追うことができます。
ふとなにかを思い出したいとき、家計簿を見れば、その日一日自分がどうしていたかを思い出すヒントにもなるでしょう。
日記だけだとどこか適当に書いてしまいがちな出来事も、お金の動きを追えば自然と思い出すことができるかもしれません。
誰かに情報を教えることができる
例えば誰かに行った国の物価を聞かれたとき、教えてあげることができます。
どこどこまでのバスの値段やタクシーの相場なども伝えてあげることができます。
どこでどれだけの金額が必要で、なんて話も旅人にとってはひどく必要で重要な情報です。
旅人同士の情報交換の場では、できれば良い正確な情報を教えてあげたいものです。
しかし人の記憶は曖昧なので、例えちゃんと覚えているつもりでも正確ではないかもしれません。
多少の時間が経てば、すっかり忘れてしまうことももちろんあるでしょう。
その都度家計簿に落とし込むことで、より正確な情報を誰かに伝えたり、自分自身覚えておくことができます。
さいごに
「旅家計簿をつけることを勧める5つの理由」いかがでしょうか。
海外の生活では普段の日本円と通貨が違うため、適当に計算してしまいがちです。
より旅を充実させるためにも、お金をしっかり管理していきましょう。
お金のことを気にしすぎるのはあまり良い気はしませんが、旅の中の全ての出来事にはお金が嫌でも絡んできます。
世界中お金と生活は切っても切り離せません。
ちゃんと向き合って行きましょう。
ご愛読ありがとうございました!