はじめに
皆さんは旅をしていて身についた考え方はありますか?
旅は色んなことを教えてくれます。
人との出会いから未知の出来事との遭遇、文化や常識の違いなど、これまでの既成の考えを壊してくれるものが旅には溢れています。
旅とは人生の教科書です。
今回は、僕が旅した中で身についたと思える考え方をお話しします。
皆さんの旅への一歩に少しでもお近づけたら幸いです。
旅して身につく人生での大切な考え方5選
旅をすることによって自然と身につく、人生における大切な考え方を5つ紹介していきます。
当たり前のことですが、旅で身につく考え方は人それぞれです。
とはいえ感覚としては、「自分」という人間を強く立派にしてくれるものが多いのではないでしょうか。
その考え方が、自分自身を変え、引いては人生そのものを変えてくれる、とも思います。
それでは、順番に見ていきましょう。
覚悟:「なんとかなる」
旅する上で必要なのは、なによりも覚悟です。
旅を続けていく中で、決断する場面は何度もあります。
しっかりと自分の芯を持って進まないと、流れるままに旅を続けてしまうことだってあります。
その都度自分の決断に腹を括り、この決断がどうなっても”自分でなんとかする”と考えなければ、自分のしたい旅はすることができません。
基本は楽観的な「なんとかなる」な心の持ちようでも良いとは思いますが、ここぞ!という場面では覚悟を持った「なんとかなる」精神で進んでいきたいものですね!
覚悟があれば、それがどんな旅であろうと、どんな人生であろうと、自分の芯を持って楽しめるのではないでしょうか。
選択:「なにが最善か?」
旅とは、選択の連続です。
いつのときも”どれを選ぶのがいいのか?”と、選択肢がつきまといます。
それはお腹が空いたときの食材選びみたいな小さなものから、今後の目的地を決める大きなものまで、なにからなにまで選択しなければいけません。
”選択”という行為は非常に頭を使います。
やはりそこには、メリットやコスパを考えたうえで最適解を選ぶ必要性があるからです。
常に最善を選ぶように頭を捻る作業は、どんなときでも自分を最適な場所に導いてくれることでしょう。
寛容:「まあしゃーないか」
旅とは、心を広く持つことです。
旅をし続けていれば、誰だって上手くいかない出来事は起こります。
イライラすることだってたくさん起こりますが、その都度怒っていてはエネルギーがもったいないです。
せっかくの旅なのですから、”まあそんなこともあるか” と広い心で寛容的に受け止められる人間であれば、自ずと物事も好転していくのではないでしょうか。
キチキチとした心よりも、誰かやなにかを許せる大きな心で、どんな物事にも対応していきたいものですね。
受容:「全てを受け入れる」
旅でのどんな出来事にも意味があります。
海外での出来事は、簡単に言えば非日常のことばかりです。
日本での当たり前は、全くもって通じない世界が海外には溢れています。
トラブルに巻き込まれることだってあります。壮大な景色に出会うことだってあります。災難続きで嫌になることもあります。素晴らしい人にであうことだってあります。
きっとそのどれもに意味があるのでしょう。
どんな出来事も、今自分がその場にいたから出会えたこと、この出来事には意味がある、と思えれば、きっと旅も人生もより前向きに生きていけることでしょう。
幸福:「自分がいかに幸せであるのか」
旅ができること、それがどれほど幸福なことであるでしょうか。
世界にはたくさんの人が生きていますが、その割合で考えると、自由に旅ができる人なんてほんの僅かです。
日本人の感覚からしたら、旅することなんて娯楽の一種に過ぎませんが、海外の人からしたら”夢のまた夢”みたいな話です。
つまり、それだけ我々日本人は恵まれている、ということです。
普通に3食食べれて、しっかり眠れて、しっかり働けて、しっかりお金が貯められる。そして自由に世界を歩き回ることができる。
その日本人にとっての当たり前は、「世界トップレベルの幸福」なんだと、旅をすれば否が応でも感じることになります。
今回の人生は、我々は日本人として生まれてきました。
幸か不幸か、なんて言われますが、”日本人”ってだけで圧倒的に幸福です。
その意識だけはいつのときも心に持って、旅も人生も歩んでいきたいものですね。
さいごに
「旅して身につく人生での大切な考え方5選」いかがでしょうか。
”旅とは人生、人生とは旅”と言われるように、旅は人生にリンクしていると思います。
旅を重ねながら身についた考えを、今後の人生にも役立てていきたいものですね。
皆さんのこれからの旅路や人生が、より素晴らしいものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!