はじめに
旅をする上で必要な能力ってなんでしょうか?
そんなもの必要なのでしょうか?
今回は「旅に必要な能力」と題しまして、旅をしていく上でこんな能力があると便利だよなーと思うものを挙げていきます。
決して必需な能力であると言っているわけでなく、旅をしていく上で自然と身についていくものだと思います。
少しでも皆さんの旅路への参考になれば幸いです。
旅に必要な能力10選
人にはそれぞれ持った能力があります。
生まれ持ったものであったり、生きていく中で磨かれたり新たなに身につくこともあることでしょう。
旅にも、旅に必要とされる能力があるかと思います。
旅を楽しく過ごすため、旅を有意義なものにするのは、その人の能力に関係するものがあるからです。
それでは、具体的な旅に必要な能力について見ていきましょう。
好奇心
旅に必要な能力、その最たるものは、
”好奇心”
だと個人的には思っています。
好奇心とは簡単に言えば、「なにがどうなっているのかを知りたい」その気持そのものです。
人はなぜ旅に出るのか?
その本質は、人の”知りたい欲求”にあるのではないのか、と僕は強く思います。
世界は知らないことだらけです。
日本にいるだけではわからないことがたくさんあります。
”好奇心” = ”未知なる世界への飽くなき欲求”
それさえあれば、なにがあろうと貪欲に前に進んでいくことでしょう。
言語力
世界を周る上でなによりも大切になってくるのが言語です。
人の最速のコミュニケーションの手段とも言えます。
その上でこの”言語力”とは何を指すでしょうか?
言語力、それは言語を用いて相手とうまくやり取りをする力です。
旅の最中は、たくさんの人と言葉を交わすことになります。
相手に説明をするとき、誰かにお願いをするとき、値段交渉をするとき、いずれのどんな場面でも言葉が必要です。
言語は大切ですが、あくまでコミュニケーションの手段でしかありません。
その上でどう言語を扱うか、それが旅を楽しむ力になっていくのかもしれませんね!
コミュニケーション能力
コミュニケーションとは、「他者に自身の意図を伝えたり、他者の意図を汲み取ること」です。
つまり、伝える力と受け取る力の両方が必要です。
コミュニケーションで必要なのは言語だけではありません。
ジェスチャーや表情、なにかしらを使って表現することも立派なコミュニケーションの手段の一つです。
どれだけ言葉が通じなくてもなんとかする、
相手がどう考えているのかを考えて行動する、
人ができる諸々の行動がコミュニケーション能力と言えます。
比較的日本人は、「相手がなにを言いたいのか考えることができる能力」は高いと思います。
その点は簡単に言葉の通じない旅においても優位に働いてくれることでしょう。
と同時に、しっかり自分の考えや主張を相手に伝える力も磨いていきたいものですね!
柔軟性
旅とは思い通りにいかないもの、それが常です。
なにもかもが快適に予定通り、そんな訳にはいかないことも多いことでしょう。
日本とは違う環境の連続です。
海外には海外の”当たり前”という名の常識があります。
全てが物事がうまくいくとは限りません。
柔軟に考えないとやってられないときもあります。
なにが起きても、「まあそんなこともあるよね!」と受け止められる人は強いです。
楽観性
旅にはいいこともいやなこともたくさん起こります。
日々気分のアップダウンの繰り返しです。
楽しいことは楽しいから良いと思いますが、肝心なのは嫌なことが起きたときです。
嫌なことがある度にその都度落ち込んでいたりしていたら、楽しいことも楽しくなくなってきます。
そんなときクヨクヨ悩むよりも、前を向いて何事も楽しめる人はやっぱり強いです。
心の強い旅人は、眼が輝いています。
しんどいときこそ、旅人の真価が問われる瞬間とも言えるでしょう。
なにが起きようと ”全ては自分に必要なこと” と楽観的に旅を楽しめる能力は、どんな旅も楽しいものに変えてしまうのではないでしょうか。
忍耐力
旅とは忍び耐えるもの、そんなことを思わされることもあるものです。
旅をしていれば、出会いたくない場面に遭遇することもあるでしょう。
いきなり浴びせられる差別や過酷な環境での移動、思いやりのない人々の対応や犯罪に巻き込まれたり、日本で過ごしていたら味わうことのない苦い思いをすることも起こりえます。
とはいえ、どんな辛い環境でも、それはそんなに長くは続かないものです。
大事なのは、なにがあってもめげずに ”この旅はきっとうまく進んでいく”と信じ切る力でしょう。
辛いことを乗り越える、そんな体験が自分を強くしてくれます。
寛容力
旅をしていると、”マジかよ!” “いやいや、ふざけんなよ!” なんて場面も多々あります。
その都度イライラしていては、楽しい時間を過ごせません。
いつのときも、どんな場面でも、「大丈夫!いいよいいよ!」と言える心の広さと余裕を持っていたいものです。
寛容とは、人を許す好意、にも繋がる意味も持ちます。
旅中は、自身と全ての文化や風習が違う人間と対峙する以上、揉め事や意見が合わないことも訪れることでしょう。
そんなときに、他者を許したり受け入れたりできる心の土壌の広さを常に持ち続けていきたいですね!
適応力
どんな場所でも生きていく、それって旅に限らず今の時代に必要な能力の一つだと思っています。
どんな場所にも、どんな文化にも、どんなしきたりにも順応して適応できる能力は、きっと旅を豊かにしてくれることでしょう。
海外に出ると、いかに日本は恵まれた国であるのか、ということがわかります。
現状がどう変わっても、その環境に適応していくことで、掴める未来も変わっていくのではないでしょうか。
日本とは全てが違う海外で、最も必要な感覚の一つであると言えるでしょう。
決断力
旅中は選択と決断の連続です。
どこへ行くか、なにをするか、その自由は自身の手に委ねられています。
それゆえに、自分がなにをしたいのか、を見極め決断していく力が必要です。
“なにかを選ぶ” というのは “なにかを選ばない” ということです。
数ある選択肢の中から、自分にとっての正解を選ぶ決断、を毎日していくのが旅です。
どんなときも自信を持って、自分の道を選ぶ旅人でありたいものですね!
愛情
旅とは、他者との出会いから別れです。
昨日まで知りもしなかった人と出会うのが旅です。
旅では人の優しさや愛情に出会う場面もたくさんあります。
その都度、”世の中は愛で回っているんだな” と実感させられることでしょう。
自分と自分以外の相手にどれだけの愛を届けることができるか
それがこの地球上を旅する旅人全員に課せられた使命だと思います。
さいごに
「旅に必要な能力10選」いかがでしょうか。
どれもこれも旅をしていれば、自然と身についていることでしょう。
大いに旅を楽しんで、より魅力的な人間になっていきたいものですね!
皆さんのこれからの旅路が魅力に溢れたものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!