「旅」
それは未知に体験との出会いであり、昨日まで知らなかった人との出会いであり、これまでの人生で見たこともないような景色と出会いです。
”人はなぜ旅に出るのでしょうか?”
その答えはあってないようなものです。
今回は、僕が旅をする中で考える「旅の醍醐味」を紹介します。
旅の醍醐味こそが、人が旅をする答えとなるかもしれません!
人々を虜にする旅の醍醐味5選
旅の醍醐味とはなんでしょうか?
それはずばり、
「旅の醍醐味=これがあるから旅はやめられない」
とも言うことができるでしょう。
僕ももう、何年も、何度も、旅に出続けています。
それでもまだまだ行きたいと思うし、これからも旅をしていくことでしょう。
なぜそんなに旅に行きたくなるのか?
その問いに、旅歴5年の僕が答えていきたいと思います。
”知らない”を知ることができる
僕が旅に出る理由の一番大きな部分を占めるのが、「知らないことを知ることができる」にあります。
それは同様に、見たこともない景色を見ることができたり、食べたことのないものを食べることでもあると言えます。
つまり、これまで知るよしもなかったことを、自分で知っていくことができるのです。
好奇心の塊である僕は、この作業が楽しくて仕方ありません。
「自分自身の五感で知りたい」
それが僕の旅への衝動であり醍醐味でもあるわけです。
想像を超える人の優しさに触れることができる
旅をしていると毎日は基本的に”自分のことをそこにいる誰もが知らない世界”です。
僕のことを知っている人なんてどこにもいません。
僕がどうなろうときっと知ったことではありません。
僕は勝手に自分で旅をし、人々は必死に今を生きているわけですから。
その事実を持って旅をしているので、人に期待をしたりはしませんが、時折現れる底抜けに親切な人にはやはり度肝を抜かれることもあります。
そんな人に出会うとき、自分の浅はかさと人の優しさを痛感するわけです。
中島みゆきさんも「一期一会」の曲の中で言っていました、
”人間好きになりたいために旅を続けていくのでしょう”
これこそが旅の心理であり、人が旅をする理由なのではないでしょうか。
人間は人間を好きでありたいものです。心の奥ではきっと。
本やテレビで見ていた世界に自分がいることができる
旅の始まりはきっと”憧れ”です。
「この場所に行ってみたい」、「この景色を見てみたい」、本やネットで目にし、そこにいる自分に思いを馳せるところから旅はスタートするのです。
日本を出て、長く大変な旅路の果てに、あの思い描いていた世界に自分がいる。
その高揚感が、その場所に辿り着くまでのたくさんの苦労を吹き飛ばしてくれます。
旅は、自分へのなによりのご褒美なのかもしれませんね!
世界の”本当”を知っていくことができる
どんなにネットや本でたくさんの知識を手にしても、実際にその場に行くことに勝るものはありません。
”百聞は一見に如かず”
自身の目で、自身の肌で感じたものが、その世界の全てです。
旅をすれば、たくさんの人や景色に出会います。
ガイドブックを熟読するよりも遥かに多くのことを体感し知っていくことでしょう。
なにがどうであろうと、自分の目で見たものは信じるしかありません。
「世界のリアルをその目に焼き付けることができる」
それも旅をするものの特権です。
世界の広さを知ることができる
当たり前ですが、世界は広いです。
世界の数だけ、人の数だけ、生きる答えがあります。
どの人生だって間違いなどなく、全部正解です。
今を必死になって生きる、それ以上の正解はこの世界にはありません。
しかし日本にいると、その感覚は狭まっていくかもしれません。
日本には日本の、日本人には日本人の感覚があります。それに従い、我々は生きていくことになります。
そうすると、日本の感覚で生きるのが普通になり、苦しくなってしまう人もいます。
もっと広い世界を見れば、日本での悩みがちっぽけだったと思うときもくることでしょう。
広い世界を見て自分の世界の天井を広げるためにも、この地球を満喫するのがいいのではないでしょうか。
さいごに
「旅の醍醐味5選」いかがでしょうか。
”人はなぜ旅に出るのか?”の僕なりの答えとも言えます。
旅の数だけ人生があり、人生の数だけ旅があります。
この地球に生まれた奇跡を噛みしめて、思う存分旅をたのしんでいきたいものですね!
皆さんのこれからの旅路が最高なものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!