はじめに
皆さんは旅の中でどれだけ世界遺産に行かれていますか?
興味ある人もない人も、場合によって「行く・行かない」は様々でしょう。
世界遺産自体も、素晴らしいものからちょっと微妙なものまで内容は様々です。
僕は世界遺産と聞けば、ひとまず足を運ぶようにしています。
すごそうならもちろん行きますし、どれだけしょぼそうでも一旦は行こうと試みます。
今回は、そんな世界遺産ハンターとでも言うべき僕が選ぶ「行ってよかった世界遺産ランキングTOP50」を紹介します。
50個を一気にお話しするのは長くなってしまうので、5回に分けて10個ずつお話させていただきます。
皆さんの旅の思い出の振り返りや今後の旅先の参考になれば幸いです。
行ってよかった世界遺産ランキング40位〜31位
今回はランキング40位〜31位を紹介します。
実際は50では収まらないぐらいの数の世界遺産を訪れています。
その中から自分の主観的な好みでランキングをつけています。
明確な審査基準はなく、自分の直感によるものなので、その辺りはご了承いただければ幸いです。
それでは、お楽しみくださいませ!
40位:サン・ミゲルの要塞都市 (メキシコ)
メキシコには人気の街がたくさんありますが、その一つがここ “サン・ミゲル・デ・アジェンデ” です。
実は「世界の訪れたい観光地ランキング」でも1位を取ることがあるほど、世界中から人気の街です。
美しい建て物と文化と歴史を持つ街並み、そりゃ人気にならないわけがないですよね!
39位:上スヴァネティ (ジョージア)
世界広しと言えど、塔を使って復讐を司るのはこの地方ならではのことでしょう。
この写真に映っている何本かの塔が、この地方の名物・復讐の塔です。
復讐の塔自体には、昔ならではの怖いしきたりや風習によるものがあります。
血なまぐさい話は勘弁ですが、塔があることによって、独特の景観が存在しているのも確かです。
今なお現代においても、この塔が残っており、その土地の景観を保ってくれていることに感謝し、歴史を学んでいきたいものですね。
38位:バチカン市国 (バチカン)
国そのものが世界遺産になっている異色中の異色の世界最小国家、バチカン市国。
ローマ市内から簡単に歩いて入国することができます。
ローマ法王が中にいるとか、もはやレベルがすごすぎて、”とりあえずなんか歴史や文化的にすごそうな場所”って感じがヒシヒシと伝わってくる場所でした。
そんなすごい場所に普通にいれることに、
“ローマ法王の凄さはあんまり知らないけど、きっと世界中の人々が来たいであろう場所に普通に来れる我々は、やっぱり恵まれているなー”
としみじみとした感想を得たのを覚えています。
37位:アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域 (オランダ)
どこか規則的に造られたその運河は、オランダを象徴するかの如く、美しい街並みを創り上げています。
その運河は非常に計画に造られており、空から撮った写真を見ると、びっくりするぐらい綿密に造られた代物であることを確認できます。
世界の中でも、ここまで美しい運河と街並みのコラボレーションはそうそうないでしょう。
一度上空からの景色も、この目で見てみたいものです。
36位:モン・サン・ミッシェルとその湾 (フランス)
”日本人に人気”と言ってもいいぐらい日本では有名な場所です。
実は修道院って知っていましたか?
中に入ると日本語のお土産も溢れており、日本では人気がいかに高いかが目の当たりにできます。
その美しいフォルムと周りの湾が織りなす、どこか幻想的な風景が我々を迎え入れてくれます。
35位:エルサレムの旧市街とその城壁群 (イスラエル)
この国ほど、この街ほど、複雑な歴史や文化を持った国はないのではないでしょうか。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、数々の宗教の聖地が混じり合っている場所です。
無宗教とも言える日本人の自分からすると「宗教は人々を幸せにしてくれるのか?」なんて勝手に思ったりもします。
エルサレムに来た人々は必然的に ”人と宗教の在り方” について考えることになることでしょう。
34位:アントニ・ガウディの作品群 (スペイン)
やっぱりスペインに行ったら、ガウディは一度目にしておくべきでしょう。
”どれだけの想いを乗せてこの建造物は造られているのだろうか?作り続けられていくのだろうか?”
そんな感想が自然と沸き上がってきました。
どんなものでもストーリーがあるからこそ、造り手の熱い想いがあるからこそ、亡くなっても尚作り続けられていくのでしょう。
芸術や建築に全くと言っていいほど疎い僕でも、毅然として漂うガウディの建築物の放つオーラには感動を受けました。
33位:ハバナ旧市街とその要塞群 (キューバ)
ハバナには旅人を惹き付ける魅力がたくさんあります。
アメ車、旧市街、チェ・ゲバラ、二重通貨、葉巻、モヒート、など一度は触れてみたいものだらけです。
一昔前はwi-fiも繋がらず、キューバを旅することはどこかタイムスリップしたような感覚で旅をするような感じで、独特で刺激的でした。
キューバでは時間がゆっくり流れているような感覚がしました。
きっと特に欲に駆られるでもなく過ごしていたからだと思います。
一度はキューバで流れる時間の豊かさを感じみるのもいいのではないでしょうか?
32位:ローマ歴史地区 (イタリア)
やっぱりローマはローマ、魅力に溢れています。
もう街全体がアートの結晶。
歴史地区となっているだけあって、コロッセオに始まり、至る所に遺跡や建築物が立ち並んでいます。
さすが世界一の世界遺産を持つイタリアの首都。
ビルもあれば、遺跡もある。そんな異様な当たり前が旅人心を大いに揺すってくれることでしょう。
31位:フェス旧市街 (モロッコ)
「フェスで迷わずして旅を終えたものはいない」
そんな言葉が出回るくらい、フェスの旧市街は迷宮です。
初見では必死に覚えて歩かないと、まず間違いなく迷うことでしょう。
とはいえ、それがフェスの街歩きの楽しみでもあります。
”迷って彷徨い歩く” ことこそがフェスの旅の醍醐味です。大いに迷宮に迷い込みましょう。
この街で有名な「皮なめし」の風景も必見です。
さいごに
「行ってよかった世界遺産ランキングTOP40位〜31位」いかがでしょうか。
皆さんの行ったことのある所や興味のある所、好きな所はあったでしょうか。
5回に渡ってランキングを紹介していくので、次回以降も楽しみにしていただけたら幸いです。
皆さんのこれからの旅路が愉快で素敵なものであることを願っています。
ご愛読ありがとうございました!