はじめに
皆さんは旅をする上で「親切さ」を考えたことはありますか?
旅をする上で必要なものってなんでしょうか?
「言語」「行動力」「柔軟性」「危機管理能力」など、色々と浮かびますが、
特に重要視されていない中で、大切だと思うものがあります。
それが 親切であること です。
親切であることこそ、世界を旅する我々が備えておきたい大切な能力ではないでしょうか。
親切な旅人であるために変えたい意識5つ
どうすれば、親切な旅人であれるでしょうか?
いつのときも親切であるために、変えたい意識を5つまとめました。
日本の社会で生きていく上でも、親切であることは非常に重要かと思います。
そして旅でも同じことが言えます。
旅とはいえ、結局は毎日の「人」との出会いや巡り合わせです。
自分がこれまで会ったこともない人と出会い続けることでしょう。
そんな忙しない日々の中でも、いかに誰かに対して親切でいられるか、の意識が大切ではなのだと思います。
それでは、順番に見ていきましょう。
「自分だけの力で旅をしている」意識
好きに自由に旅をする、そう聞くと聞こえがいいですが、旅をさせてもらえる土台があってのことを、我々旅人は忘れてはいけません。
自分一人の力では決してないはずです。
理解してくれる家族がいたり、日本という国に守られていたり、現地の人々の優しさに都度都度お世話になったり、感謝できることはどこにでもあります。
このように僕たちは、気づかないうちに見えないたくさんの力によって、自由という名の旅をさせてもらえているわけであります。
それを忘れて「俺は自分の力で旅をしている」なんてなってたらダサくありませんか?
「自分たちさえよければ」の意識
”自分たちさえ良ければいい”、そうなってしまっている旅人は本当に多いと思います。
とはいえ海外の人から見れば、我々は同じ日本人という種族であり、広い意味で見れば同じ人種のカテゴリとして見られることになります。
もしあなたが嫌な印象を現地の人に残してしまったら、あなたの次に来る旅人はどう対処されるでしょうか?
きっと良い対応をしてもらえることは少なくなると思います。
相手だって人間です。なにかしらの判断基準を持って接してきます。
自分だけでなく、次に来る旅人も楽しく心地よく過ごせるように、考えていきたいものですね!
「今さえよければ」の意識
“今このときさえ良ければ” そんな風に思って、知らないうちに誰かに適当に対応してしまうことはないでしょうか?
当たり前ですが、旅での出会いは一期一会です。
目の前にいる人は、そのときその場所でないと出会えないはずです。
いつのときも紳士的に、人間として大切なものを大切にしていたいものですね。
「お金を払っているのだから」の意識
”お金を払っているのだから!”といった感覚にも日本人の方は陥ってしまいがちです。
お金を払っている側 = 偉い
までは行かなくても、サービスを受けて当然、ぐらいの気持ちになってしまうのもわからなくもありません。
日本は世界の中でもサービスのレベルが高いですからね。
とはいえ、海外も同じと思ってはいけません。
海外と日本では、サービスの度合いも文化も違います。
お金を払っているのだから、と偉そうにするのだけは避けたいものですね。
「こいつらに親切にしても意味ない」の意識
長い旅の道中、たくさんの人に会います。
”なんだこの人?”なんて人もザラにいます。
たしかに旅で出会う全てのいい人なんてことはありません。
いい人もいれば、ときには嫌なやつも出会うこともあります。
そんな人を無下にあしらうのではなく、自分にできる限り親切に対応していくことで、より広い心を持てるのではないでしょうか。
親切な行為はどこかで繋がっています。
あなたのした行為が、その場にいる人の心を温める行いであってほしいですね!
結局最後は「親切」な人が勝つ
僕もいろんな旅人を見てきましたが、やはり自分のことしか考えない人に、人は寄ってきません。
それは日本人でも海外の人でも同じです。
親切な心や行為は、言語や文化が違えど伝わるものです。
今の行為は、目の前の人や次の旅人に繋がっている、と思っていたいものですね!
良い人の所には良い巡り合わせがやってきます。
自分のことだけを考えた旅人にならないようにしましょう。
さいごに
“親切な旅人”でいることについて、いかがでしょうか?
いつのときも「親切」にいることはなかなかむずかしいですが、自分のできる範囲でしていけるといいですね!
皆さんのこれからの旅路が親切な心に溢れたものであることを願っています!
ご愛読ありがとうございました!