日本人にも有名なスペインという国、あなたはどれだけご存知でしょうか?
「スペインってどんな国なの?」
「スペインに行きたくなる魅力ってなに?」
そんな風に思う人もいると思います。
スペインにいつか住んでみたいと思うぐらいスペインに魅力を感じている僕から、今回はスペインについてお話させていただきます。
数多くの魅力溢れるヨーロッパの国々の中でも、なによりおすすめしたい「スペイン」という国、本記事を読んで楽しんでみてください!
スペインの魅力
ヨーロッパの中でも特段おすすめしたスペインの魅力、ここで存分にご紹介できればと存じます。
スペインの場所
スペインは、ヨーロッパ大陸の南西部に位置し、”南欧”と呼ばれる地域に属します。
ヨーロッパの中でも南に位置する土地柄から、地中海気候を携え、温暖で穏やかな空気が街を包んでくれています。
もちろん冬は寒くはなりますが、北欧やもっと緯度が高い国に比べたら全然暖かく、スペイン人の陽気な性格には気候も関係しているかと思います。
スペインへの行き方
日本-スペイン間は直行便がないため乗り継ぎが必要になりますが、経由便にこだわりがないのであれば、片道5万円程で簡単に飛んで行くことができます。
また旅行中であっても、ヨーロッパ諸国へのフライトは比較的どのエリアからでも安い便がなにかしらあるので、そこまで大きな金額を使わなくともスペインに降り立つことができるかと思います。
僕は2回スペインに入国したことがありますが、一度目は飛行機、二回目はフェリーでモロッコから入国しました。
アフリカとヨーロッパの架け橋となる国が「スペイン」であり、飛行機だけでなくフェリーで入国できるところにスペインの場所特有の良さがあります。
ジブラルタル海峡を渡り、アフリカ大陸からヨーロッパ大陸に入るときは、本当に感慨深いものです。
同じ国境を越える行為であっても、飛行機でひとっ飛びの大陸越えと船で海を渡る大陸渡りはまた違う良さがあります。
是非この記事を読まれているあなたも、「船で大陸間を渡る」体験をしてみてください!
スペインの言語
公用語はスペイン語です。
スペイン語は、スペイン本国をはじめ、北米や中米、南米大陸でも母国語として使用されています。
スペイン語は日本人の発音とも相性が良く、片仮名スペイン語を話しても現地人に「発音いいね!」と言ってもらえたりします。
言語には相性があり、日本人にとって英語は非常に相性が悪いとされています。
その点スペイン語であれば、相性がいい上に北米〜南米大陸では大いに活用できるので、一度学ばれてみるのもおすすめです!
やはり言語を勉強する上で、話したことが伝わる、のはなによりも大切だと思います。
英語は挫折された人も、スペイン語なら楽しんで勉強できるかもしれませんね!
スペインの特徴
情熱の国
スペインは、「情熱の国」と呼ばれる程に”情熱的な人”がスタンダードとも言えます。
簡単に言い換えますと、喜怒哀楽がしっかり激しい、とでも言いましょうか。
嬉しいときや楽しいときは誰よりも楽しそうな顔で、悲しいときや悔しいときは誰よりも悲しそうな顔で感情を表現されます。
日本人から見ると、なかなかに感情表現大きいな、と思ったりするかもしれません。
愉快な人が多い
スペイン人のお国柄なのか、非常に愉快な人柄の方が多いです。
率直に言えば、おおらかであり、多少のことはそんなに気にしません。
そうでなければ、数々の不思議なお祭りも楽しめないものでしょう!
日本人として、このスペイン人の楽観的気質は見習いたいものですね!
気候がいい
南ヨーロッパの特徴の一つに、快適な気候があります。
地中海気候に類されるため、夏も適度な暑さがあり、冬も極寒までは寒くはなりません。
気軽に外に出れることも、開放的な気分を助長してくれるものです。
暑すぎず寒すぎず、過ごすには丁度いい気候がそこにはあることでしょう。
文化が素敵
芸術の面でも他のヨーロッパの国に引けを取らないのがスペインの凄い所です。
バルセロナで有名なアントニオ・ガウディを始めとする造形美や建設の歴史、
白い街や花の都などの呼び名を持つ数々の都市、
人生を楽しむことに重きを置いた芸術の数々。
そのどれもが「スペインという国の魅力」となっています。
スペイン人を見ていると、なんだか楽しそうに生きているなーという気がしてくるとおもいます。
それはきっと、スペインに漂う気質や文化が人々をそうさせているのでしょうね。
お祭りが過ぎる
どの国でもお祭りは大層なものかもしれませんが、スペインのお祭りは世界でも類を見ないほどにオリジナルかつぶっ飛んだものが多いとされています。
例えば世界的にも日本的にも有名なのが、トマト祭り(通称:トマティーナ)です。
毎年8月の最後の水曜日辺りに開催されるその祭りは、「ただただ死ぬ程トマトを投げあいトマトまみれになる祭り」となっています。
そんな祭り、世界のどこにもありません。正しくオリジナルです。
その意味のわからないお祭りを全力で楽しめるのがスペイン人です。
全力でバカになれる潔さが彼らにはあります。
トマティーナに限らず、火祭りや牛追い祭りなど、世界に一つしかない祭りがスペインには色々あります。
是非一度参加して、スペイン人たちのあっぱれなバカさ加減を精一杯見習っていきましょう!
スペインのおすすめの街
スペインにはおすすめの街ばかりですが、その中でも代表的なものを紹介いたします。
今後の旅の参考にしてくださいませ。
マドリード
スペインの首都・マドリード。
これといったなにかがあるわけではありませんが、スペインという国の一番の都市です。
歴史や経済や文化を肌で感じてみるのはどうでしょう。
その国の首都に行くことは、その国の指針を知ることに直結する有意義なことと言えるでしょう。
バルセロナ
ご存知、芸術の都。
アントニオ・ガウディ擁する「サグラダ・ファミリア」や「グエル公園」が有名で、それだけで世界から人々を呼び寄せて止まない一大スポットとなっています。
その人の死後も建築が続けられている建築物なんて、なかなかのロマンがありますよね。
バルセロナの街自体も観光地となっていて、歩いているだけでなんだか楽しい気分にさせてくれます。
特に目的も決めず、ぶらぶらと街を歩き、素敵なカフェでお茶するのもいいのではないでしょうか。
セビージャ
スペイン第4の都市と言われる、セビージャ。
セビリアとも呼ばれたりしていますね。
ちなみに、第1がマドリード、第2がバルセロナ、第3がバレンシア、みたいで、各都市の人口等を元に分類されています。
フラメンコが有名なのがセビージャの特色であり、市民の娯楽の一つとして楽しむことができるようになっています。
僕が長い旅で色んな街を見てきた中でも、「この街はゆっくり住んでみたい!」と思えた街の一つです。
その理由は、「全てが丁度いい」と感じたからです。
人々の距離感も街の雰囲気も気候も、”心地よい”と感じるものがそこにはありました。(僕が訪れたのも3月だったので、春という季節がそう感じさせたのかもしれません。)
観光地としてもしっかり機能していますし、住む上でも快適そうな適度な便利感もちゃんとあります。
世界を回っていて、「この街素敵だな」はたくさんあっても、「この街住んでみたい」はあまり感じる訳ではないので、そういう意味ではセビージャはやはり格別と言えるでしょう。
さいごに
スペインの魅力、いかがでしょうか?
あなたもきっとスペインのより一層行きたくなったのではないでしょうか。
この記事を読まれて、皆さんのこれからの旅の目的地にスペインがノミネートされたら嬉しい限りです。
ご愛読ありがとうございました!